女優の私が推しの彼女はじめました 5 (ページ26)

今日:19 hit、昨日:2 hit、合計:82,764 hit

ガン見ページ26

翔太SIDE

首元が赤くなっていて締め付けられたようなあと。
これって。何かの拍子にホントに殺されてたかも
そう考えるとゾッとして。
あの時慎太郎に助けを求めてくれてホントによかった

『なんかいきなりそんな話になってごめん！』
【いえいえ！私こそ彼女さんに迷惑かけてかけて！】
『え！めっちゃ大喜びしてたんだけど！』
【そうなんですか？】
『映画見てからAちゃんにどハマり』
【それはホントに嬉しいです！】
『なんか鼻高い！Aちゃんを会わせられるって』
【いえいえ！私なんてその辺にいます！】

って言う表情。
女優になってるのかもしれないけど
表情からは俺に怯えてる感じはしなかった。

『ここなんだけど！』
【あっ！はい！】

インターフォンを押すと
待ってましたと言わんばかりに秒で出て来た家主さん

『はやっ！』
【うわぁ！本物！】
『それ何気に失礼だけど！』
【ごめんなさい！】
【いえいえ！全然です！】
【あっ！どうぞ？入ってください！】
『どうぞ！』
【ありがとうございます！おじゃまします！】
【わっ！すごい！めっちゃかわいすぎる！】
『近い近い！』
【めっちゃ肌綺麗！えっ！翔太より！】
『それはそうでしょ！女性なんだから！』
【えっ？何気に翔太私に男って言ってる？】
『えっ？そんなことない！』
【あ！そうだ！彼女のみうるです！】
【高城？森本Aです！】
【知ってます！てか大好きです！】
【ありがとうございます！】
【慎太郎くんの奥様？】
【はい！そうです！】
【慎太郎くんナイスだわぁ！】

ってめっちゃテンションあげて。
“慎太郎くんと結婚してくれたから会えました！”
って飲めないのに酔っ払ってんの？みたいな感じ。

【えっ！夢？もうヤバい！】
【そんなに喜んでくれて嬉しいです！】
【Aちゃんのおかげで生きてます！】
【そんな！恐れ多いです！】

上げるようなテンションじゃないはずなのに
事情を知らないみうると
グイグイを受け止めてるAちゃん

【えっ！ホントにこの家でいいんですか？夢？】
【お世話になります！】
【いいんですか？喜びます！】
『迷惑かけんなよ？』
【翔太！ありがとう】
『はっ？』

“翔太のおかげで出会えました！”
って大好きなAちゃんを見て嬉しそうなみうる。

『Aちゃん！ごめんね！』
【いえいえ！ホントにありがとうございます！】
『慎太郎にも連絡してあげてね！』
【はい！そうします！】