女優の私が推しの彼女はじめました 3 (ページ37)

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大きな決意ページ37

髙地SIDE

慎太郎。
ホントにいい人に出会えたと思う。
大きな覚悟を持ってまで支えたいって思える大切な人
俺が慎太郎の立場だったら
大切な人のためにここまで行動できるだろうか。
相手も女優で自分自身もグループ所属。

幼い頃から事務所にいるから
人一倍気遣い出来るし
責任感も強くて
1人でも戦うくらいの慎太郎。
きっと決断する時もたくさん悩んで考えたと思う
自分のためって言うより
SixTONESのためにAちゃんのために。

『慎太郎がなぁ！』
【まだ浸ったんの？】
【最年少が1番手か！】
【そうらしいな！なんか1番逞しいな！】
【慎太郎1番若いから1番ないって思ってた】

多分･･･っていうか絶対離れないだろう2人。
あの事故が2人を強くした。

【慎太郎！いい子に出会ったってホントに思う！】
【ホントだよな！】
【人生でここまで大切に思える人に出会えるって！】
【奇跡だよな！】
『1人1人･･･大切な人を見つけていくんだろうな！』

なんか嬉しいけど。
その反面慎太郎がどこか遠くに行ってしまうみたいで
寂しさを感じてる俺たちだった。
脱退って言われたわけじゃないのに
退所って言われたわけじゃないのに
交際を正式発表するって言われただけなのに。
でも･･･俺ら5人アイツの味方でいることを決めてる。
アイツはいつだって俺らの味方だって知ってるから。
いつだってかっこいい慎太郎は
Aちゃんに出会って
余計かっこよくなったし
もっと強くなったしもっと逞しくなった。
それって人生においてとても素晴らしいことだと思う