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キミノトナリ ページ25
ASIDE
身体の鈍い痛み。
ここはどこだっけ。
慎太郎と住んでる部屋ではない。
白い天井におしゃれなカーテン。
見覚えのない部屋。
『･････････』
横を見ると慎太郎が眠っていた。
私の手は慎太郎に握られていて
右目から左目にかけて少し濡れていた。
『んっ』
そうだ。思い出した。
身の危険を感じて.その後に大きな衝撃を受けたこと
その瞬間。
事故に遭ったことを思い出し生きてたんだって思った
部屋はキレイに飾られていてたくさんの鶴の束や
寄せ書きが見えた。
私は大好きな慎太郎の頬に触れた。
生きててよかったって。
そう思いながら触れた。
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作者名：瑚心 | 作成日時：2021年7月7日 3時
