女優の私が推しの彼女はじめました 2 (ページ35)

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HAPPY BIRTHDAY ページ35

慎太郎SIDE

すごく喜んでくれたA。
サプライズが初めてだった事が嬉しかった。
正直A若いから誰かに･･･元カレとかに
サプライズしてもらってるんだろうなって思ってたし

【Aちゃん！おめでとう！】
【ありがとうございます！】
【これプレゼント！】
【えっ！いいんですか？はじめましてですけど！】
【いいよ！どうぞ！】
【ありがとうございます！】
【俺も！】
【えっ！ありがとうございます！】
【ちなみに俺らははじめましてじゃないよな！】
【はい！共演ありますよね！】

とても嬉しそうにしてくれてるA。

【料理作ったけど食べてくれた？】
【はい！食べました！めっちゃ美味しかったです！】
【好きな物あんまわからないから慎太郎と買い物！】
【ありがとうございます！今度料理教えてください】
【もちろんです！慎太郎がよければの話だけど！】
【料理習うなんてやましくないんだから全然！】

って言いながらいつの間にか俺以上の仲を深めそうで
･･･。
なんてことはないだろうけどさ。
俺以外の誰かが俺の知らないAを知ってるなんて
ちょっとイヤだななんて思ったりもする。

【慎太郎！】
『おう！』

俺の隣に座ったSnow Manの阿部ちゃん。

【お前見とれてるのバレバレ！】
『はっ？』
【かわいいよな〜！いい子じゃん！】
『おう！いい子だろ？』
【めちゃくちゃ人当たりもいいし！】
『それは分かる！馴染みやすいよな！人懐っこいし』
【色んな俳優とかがあの子のファンだよな！】
『多いよな！』
【前に共演した人がさ】
『うん！』
【慎太郎の連絡先聞いてきたよ】
『俺？』
【Aちゃんと共演したからだよ！】
『えっ！』
【慎太郎ならAちゃんの連絡先持ってるだろ？】
『そういうことか！』
【そういうこと！】
『わぁ！怖いな！』
【お前逃がすなよ！】
『そうだな！』
【でもあの子引く手数多だろうな！】
『その中で俺を選んでくれたんだよな〜！』
【顔！お前ふにゃふにゃ！】
『ははっ！幸せです！』