女優の私が推しの彼女はじめました 2 (ページ23)

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ある日の休日ページ23

ASIDE

《今からはじめるよ》

って通知が入っていた。

今日は慎太郎のお仕事がおやすみで
先に引越し先で荷物を下ろしてくれている。

《今終わったから向かうよ》

って送るとすぐにOKってスタンプが送られてきた
2人で決めた私たちの住むお家。
慎太郎と私の好みが似ていて希望出したら
すんなり決定して次の休みには移ろう。ってなった。
でもお互いが事務所さんもよくOK出してくれたよね

･････････。
ピンポーンピンポーン

【はーい！】
『来たよ！』
【今開けるから上がってきて！】

オートロックを解除してもらって。
慎太郎のいる部屋まで上がってきた。

【おつかれ！とりあえずダンボールの固まり】
『ありがとう！一緒に片付けよ！』
【おう！】
『一旦休憩しない？お腹すいちゃった！』
【お腹すいた！】

途中よったお店で買ったお弁当とお味噌汁と飲み物

『ごめん！ちゃんとしたの作れたらよかったけど！』
【めっちゃいいじゃん！引越しって感じで！】
『ありがとう！』

慎太郎って優しい。
ちょっと気にしてることも
私が気にしないように傷つかないように言ってくれる

【俺ケトル持ってきたよ！探してくる！】
『うん！』
【散らかってて危ないから歩くなよ！】
『はい！分かりました！』

ちょっと。子供扱い。
私全然大丈夫なんだけど。
それも慎太郎の優しさ？
でも子供扱いじゃないって言うなら年下扱いなのかな

【これだ！すぐあった！】
『よかった！』
【見つけた！めっちゃお腹すいたから助かった！】
『うん！』

ケトルに水を入れて沸騰するのをひたすら待ってる

【テーブル完成！】
『んふふ！めっちゃいい！』

荷物を出し終えたダンボール。
少し補強してテーブルを作ってくれた慎太郎。

【めっちゃよくない？引越し当日にしか出来ないよ】

どんなことでも楽しそうにしてくれて
こっちまで楽しくなっちゃって。
慎太郎といるとホントに飽きない。