女優の私が推しの彼女はじめました 2 (ページ9)

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ランキング出演ページ9

ASIDE

【A？】
『なにぃ？』
【オファー来た？】
『どれ？』
【俺とのやつ！】
『あ！来たよ？聞いた！』
【どう？】
『受けるの？』
【俺は受けたいなって思ってる】
『そうなんだね！』
【だって俺ら共演出来んだよ？】
『今まで共演したじゃん？映画もさ！』
【共演NG？】
『にしてもいいけど！』
【俺Aとかそういうのムリ！】
『ムリ？』
【寂しいしさ！】
『私は恥ずかしいからイヤ！』
【恥ずかしい？】
『だって･･･慎太郎と共演って恥ずかしい！』
【えぇー！キスシーンもベットシーンも！】
『あー！そういうの言っちゃいけない！』
【ふふふ！ごめん！】
『ばーか！』
【はっ！そういうの言っちゃいけないんだよ？】
『んふふ！ごめんなさい！』

実は私たち共演させたいランキングで

森本慎太郎 × 高城 A

がランキング上位に入ったからオファーが来た。
映画を見てくれた人たちが
もう1回共演見たいって思ってくれたのと
どうやら慎太郎のミントグリーンのパーカーのせい。

【もちろんオファー受けるよな？】
『そうなの？』
【そうでしょ？】
『私たちのこと付き合ってると思ってるよ？』
【事実じゃん？】
『そうなんだけどさそれでいいの？』
【俺は全然いいよ？】
『慎太郎受けるの？』
【受けるけどAが受けなかったら成立しないし】
『それもそっか！』
【どうですか？】
『分かりました！』
【よっしゃー】

って私を抱きしめた慎太郎。

『ｳｳｯ･･･力強ｯ！』
【めっちゃ嬉しい！】
『ありがとありがと！』

嬉しさを力で表す慎太郎。

『あっ！こんな時間だ！私午後からお仕事だから！』
【帰り来る？】
『わかんないな！』
【まじか！終わったら連絡して？】
『うん！ありがとう！』

半同棲並に一緒にいる私たち。

『じゃああとからね！』
【おう！行ってらっしゃい！】
『行ってきます！』
【ははっ！】
『何？』
【なんかカップルだなって思って！】
『んふふ！そうだね！』
【行ってらっしゃい！】
『行ってきます！』