結婚祝いのお買い物 ページ38
慎太郎SIDE
息子をSixTONESのメンバーに預かってもらって。
いや。正式には
“俺らが面倒見てるから2人で行ってこい！“って言われて
俺とAは駿璃と笑舞ちゃんの結婚祝いを見に来た。
【何がいいかなぁ！】
『俺らは家電とかもらったじゃん！』
【そうだね！】
結婚祝いに色んな方々から色んなものをもらい
出産祝いに色んな方々から色んなものをもらった
【あっても困らない家電はなんだろ】
『ん〜』
【じゃあ別々に見て回る？】
『そんなのムリ！時間かかってもいいから一緒に見よ！』
【うん！】
赤くなったのわかるけどあえて気付かないふりをする。
大きなカートを2人で押して歩く俺ら夫婦。
最近は周りの目線を気にもしない。
俺らの夫婦の時間だから
周りが俺らに反応しても俺らは俺らで楽しむスタイル。
『あっ！A！』
【んー？】
『プロジェクターは？』
天井や壁をスクリーンにして見れるプロジェクター。
【プロジェクターかぁ！いいかも！】
『俺らの共演作見てもらったりさ？』
なんてふざけて行ってみると
【キスシーンとかハグのシーンとかあるもん！】
『いいじゃん！役なんだもん！』
【･････････】
そもそもそんなことを気にしなくても
俺ら夫婦は2人の前でイチャイチャしてるし。
【そんなものは見せないとしてプロジェクターいいかも】
『そんなものってなんだよ！俺らの共演作だよ？』
【んふふ！なんでそんな必死なの？】
『俺らが夫婦になるきっかけの作品だし！いい作品！』
【それはそうだけどさぁ！わざわざ元カレにみせないよ】
『て言っても公開のときに見てくれたんだろ？』
【まぁね】
『今となっては俺のAだし！気にすんな！』
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作者名：瑚心 | 作成日時：2022年3月24日 20時
