【wrwrd】【軍パロ】スパイに失敗致しまして。 (ページ6)

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バレた。3 ページ6

Aside

『！？』

スコップが飛んでくるなんて考えてもなかった為、声が出そうになる。

？「待てやゴラァ！！」
？「シャオちゃんスコップ投げるなんて男前ｯｯｯ！！」

思わず足を止め、後ろを振り向けばぞろぞろと幹部であろう奴らとグルッペン・フューラーが出てくる。

gr「まぁまぁ、そう逃げるでないゾ。」
？「いやいや、俺があの立場だったら同じ行動とるで…」
？「まぁ、逃がす訳はないめう」

と、グルッペン・フューラーがこちらに目を向け、

gr「お前は捕らえる」

と、言うと、それが合図だとでも言うようにいきなり先程自分を蹴り上げた緑の奴が拳銃を取り出した。

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯｯ！！！！！！！！！！！

素早く弾を避け、再び私は逃げ道を探す為左の道に走り出し、適当な部屋へ入り込んだ。

だが、それは意味をなさず、

？「そこかぁ！！！」

『……』

剣を振り上げ飛びかかってきたグルッペン・フューラーと同じ金髪の男の剣を避ける。

？「ふんっ！！あっおい待て！！」

再度剣を躱し、壁を上手く上り奴を振り切る。が、

ドンｯｯドンｯｯｯドンｯｯｯ

『ｯ……ﾁｯ…』

広間の様な空間に着地した瞬間銃弾がこちらに放たれ、頬にかする。
銃弾が放たれた方角に目を向ければ、離れた塔にライフルを構えるヘルメットを被った男が見えた。

かすり傷程度、と思い再度走り出そうとすると、

ガクンｯｯｯ

『……へ…？』

足が動かなかった。否、動けなかった。