episode#19 ページ19
私が初めて好きになった人は。
私が中学生のときの。
一個上の先輩だった。
中学1年の4月。
移動教室で廊下を歩いていたとき。
⁇「A、A」
肩を叩いて私を呼ぶ声。
『ん?なにグク』
隣のクラスで幼馴染のジョングクがトイレから
出てきたのか私に声をかけてきた。
JK「A、どこの部活に入るか決めた?」
『うーんまだ。どこに入るか決めてるとこ」
私は勉強も運動もそこそこできる。
でもすごい好きというものがなくて悩んでいた。
『グクは?』
JK「オレは運動部に入ろっかなーって思ってる」
「ふーんそっか」
キーンコーンカーンコーン。
本鈴が鳴った。
「やばっ!じゃあまたグク、あとでね!」
JK「え、あ、うん」
ジョングクのせいで遅くなっちゃったじゃん!
↑人のせいにするとか最低
私は後ろを振り返らずに本当は走っちゃいけない
廊下を走って理科室へ向かった。
そんなときだった。
階段を下りていたら。
チャックの開いていた筆箱の中身が落ちてしまって。
バラバラバラ…。
あー本当もうなにしてんの。
授業始まってるっていうのに。
泣きそうな私に。
⁇「大丈夫?」
そう言って拾ってくれた天使が舞い降りたんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョングク」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
senri(プロフ) - レモンさん» 大丈夫です! (2018年7月19日 16時) (
レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - senriさん» ボード行っても大丈夫ですか？ (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます。いいですよ! (2018年7月19日 16時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ここにすみません良かったらバンタン語りたいです…(いきなりすみません。気になりました。) (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - コメントありがとうございます。それなら良かったです!これからもっと面白く書けるように頑張りますね! (2018年6月6日 7時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：senri | 作成日時：2018年6月5日 20時
