episode#16 ページ16
お昼休みになって。
ナヨンと2人でお弁当を食べていたら。
⁇「Aちゃんとナヨンちゃん!」
NY「せっかく人が静かに美味しく食べて
たのに…ダイナシ」
そう言って不機嫌そうにするナヨン。
そこまで嫌わなくてもっ。
確かにテヒョンくんはチャラくてその上
ちょっとしつこいところがある。
でもカッコイイし私はそんなに気にしていない。
でもナヨンは…。
テヒョンくんの話になるといつも不機嫌だし
怒っている。
しかもかなり過剰反応だ。
嫌いにしてもちょっと度がすぎるんだよなぁ。
しかもなんか単純に嫌いというよりはうざそうな
感じ。
これはなんかワケありだな。
TH「ねぇねぇ、2人とも今日の放課後
空いてない?遊ぼーよ」
テヒョンくんが頬杖をつきながら唇を尖らせて
そう言った。
TH「あ、もちろんジミニも行くよーヾ(＠⌒ー⌒＠)ノな、ジミニ」
そこをたまたま通ったジミンくんはテヒョンくんに
ガシッと有無を言わせない手つきで
肩を掴まれた。
JM「う、うん。行くよ」
TH「だって。で、Aちゃんとナヨンちゃんは
行くの?」
『私は別に構わないけど…』
ちらっとナヨンの方を見ると案の定怒りに
手が震えていて。
顔が真っ赤だった。
…ん?
真っ赤?
いや違う。
顔を俯いて真っ赤にしていた。
まさか…。
NY「私も…行く」
そう言ったナヨンはいつもと全然違って。
恋するオトメ♡って感じの表情だった。
そっか。
ナヨンがテヒョンくんに異常に冷たいのは
好きの裏返しなんだ。
鈍感な私にでもナヨンは分かりやすいから
分かる。
恋をするとこんな感じになるのかな。
だとしたらめっちゃ可愛いぃ。
私だって人を好きになったことくらいあるから
分かるけど。
こんな純粋じゃなかったから。
TH「じゃあ決まりね!HR終わったら校門の前
集合!」
そう言ってテヒョンくんはジミンくんを
連れて教室を出て行く。
私とナヨンはお弁当を黙々と食べ始めた。
こっそり見るとまだ頬が赤くて。
つい笑ってしまった。
NY「何よ」
『ううん、何でもない』
テヒョンくんのことは聞きたかったけどナヨンの
口から直接聞きたいから。
また今度ゆっくり話したいな。
そう思っていた私は。
ある人がずっと私のことを恐ろしい目で見て
いることをまだ知らなかった。
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senri(プロフ) - レモンさん» 大丈夫です! (2018年7月19日 16時) (
レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - senriさん» ボード行っても大丈夫ですか？ (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます。いいですよ! (2018年7月19日 16時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ここにすみません良かったらバンタン語りたいです…(いきなりすみません。気になりました。) (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - コメントありがとうございます。それなら良かったです!これからもっと面白く書けるように頑張りますね! (2018年6月6日 7時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：senri | 作成日時：2018年6月5日 20時
