episode#13 ページ13
その後私は亀のようにゆっくり家に帰って。
家に着いたときには午後6時を過ぎていた。
『ただいま〜』
家のドアを開けてリビングに入ると。
⁇「ひゃっひゃっひゃっ…」
お砂糖みたいに白い肌に可愛い口角で
テレビを見て笑っている兄がいた。
ぼっーと突っ立っている私に気がつくと。
YG「お、A帰ってきたか…
ひゃっひゃっ…本当笑えるわ」
ミン・ユンギ。
私の実兄で、大学三年生。
顔も性格もあまり似てないと言われる。
肌が白いところと笑顔は似てるねって
よく言われるけど…。
オッパは毒舌家で、辛口。
そしてたまに見せる笑顔は妹の私でも
キュンとしちゃうんだ。
『オッパ…そんなに笑ってどうしたの?』
私は少し引き気味で聞いた。
この番組そんなに面白いか?
どう考えてもニュースで、世の中の物騒な事件
のことをアナウンサーが言っているようにしか
思えないんだけど…。
しかもあんまり笑わないオッパが笑った
なんて…Σ(ﾟдﾟlll)
ってそれ以前にこんな物騒なことで笑ってる
オッパの性格をちょっと疑う…。
YG「なんだ、オレのことドン引き。みたいな
顔して。ははーん、Aオレが
テレビ見て笑ってたとか言いたいんだろ」
さすがオッパ。
人の心まで読めるなんて。
まぁいつものことだけど。
YG「オレそこまで性格悪くないぞ」
仏頂面で言うオッパ。
ていうか自覚してたのね(笑)
『じゃあ何で笑ってたの…?』
YG「いやぁさ、オレがゴミ出ししに行こうと
思ったら家の前をさ、ひゃっ。あの
うさぎくんが超高速で走って
通ったんだよ。ひゃっ」
いや、それの何が面白いの。
ところどころに変な笑い方入れないで。
確かに私がジョングクの告白を断って、
ジョングクは物凄い速さで去って行ったよね。
YG「それでさ、オレが最大限の力使って
腕掴んで止めたらさ。めっちゃ目に涙
溜めてて。『どうした?』って聞いたら
『ユンギヒョン、オレ振られました…』
とか言ってて」
言い終えたら今度は不気味な笑いを立てる。
いや、怖いし(笑)
ジョングク。
泣いてたんだ。
そりゃあそうだよね。
好きな人から振られたら泣くよね。
YG「うさぎくん、相変わらずおまえに
ベタベタじゃん。」
そう言うと今度は腹を抱えて笑いだした。
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senri(プロフ) - レモンさん» 大丈夫です! (2018年7月19日 16時) (
レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - senriさん» ボード行っても大丈夫ですか？ (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます。いいですよ! (2018年7月19日 16時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ここにすみません良かったらバンタン語りたいです…(いきなりすみません。気になりました。) (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - コメントありがとうございます。それなら良かったです!これからもっと面白く書けるように頑張りますね! (2018年6月6日 7時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：senri | 作成日時：2018年6月5日 20時
