episode#1 ページ1
幼い頃のきみはよく泣く子だった。
男の子たちにケンカをふっかけられたとき。
お泊りの日はお母さんが来ないって言って。
人が辛そうなときはそばで泣いてたり。
物が見つからないときまで泣いてたね。
きみの優しいところも、
おっちょこちょいなところも
昔から大好きだったよ。
高校の入学式の日。
幼馴染のジョングクと校門をくぐり、
クラス替えの表を見る。
JK「A、同じクラスだよ!」
そう言って可愛い口で笑うジョングク。
『うん!1年間よろしくね!』
2人で一緒に教室に向かう。
すれ違う女の子がチラチラとジョングクを
見ている。
そう。
ジョングクは凄いモテる。
大きな目、形の良い鼻、小さくて可愛い唇。
顔は本当に完璧で、文句のつけようがない。
普段はカッコイイのに笑うと可愛くて。
その上背も高いし、筋肉もある。
運動神経が良くて歌と絵が上手で。
何でもこなせちゃう。
唯一出来ないことは英語くらい(笑)。
それぐらい魅力的だから、中学生のときは
週一で告白されてて。
高校でも大変な人気だろう。
JK「ねぇA、オレすれ違う度に
凄い視線を感じるんだけど」
『気のせいじゃない?』
いや、気のせいじゃないけど。
そう答えとかないと天然ジョングク様から
質問攻めに合うんだよね。
JK「えっ、オレのどこがいいの?」
「どうせオレの容姿だけでしょ?」
「ていうかさ、Aはオレのこと
どう思ってんの?」
あぁー全然天然じゃなかった。
悪の微笑みをする。
絶対自分がカッコイイこと知ってるんだなって。
例えるなら性悪うさぎだ。
JK「ふーん。A、オレの扱い方
上手くなったね」
面白くなさそうな顔。
この表情ケッコー好きかも。
私も私でヤバい奴な気がしてきたな。
そんなこんなで教室に入ってそれぞれの席に
着く。
ジョングクは一番後ろで窓際の右隣の席。
私は廊下側の前から二番目。
この距離を文章で説明するのは難しいなぁ。
まぁ要は斜めってことよ。
ジョングクの方を見ると女の子に
囲まれている。
ちょっと複雑な気持ち。
そう思いながら座ってジョングクの方を
見ていると。
??「ミン・Aさん?」
糸目を引いて笑う可愛い男の子が
話しかけてきた。
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senri(プロフ) - レモンさん» 大丈夫です! (2018年7月19日 16時) (
レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - senriさん» ボード行っても大丈夫ですか？ (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - レモンさん» コメントありがとうございます。いいですよ! (2018年7月19日 16時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ここにすみません良かったらバンタン語りたいです…(いきなりすみません。気になりました。) (2018年7月19日 16時) (レス) id: 799e716483 (このIDを非表示/違反報告)
senri(プロフ) - コメントありがとうございます。それなら良かったです!これからもっと面白く書けるように頑張りますね! (2018年6月6日 7時) (レス) id: c66ae1be2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：senri | 作成日時：2018年6月5日 20時
