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shori's side !.
なんなんだこの状況
なんで部屋がこんなに散らかってるんだ…
「 あ、えっと… その… 」
勝「 … 」
「 私、片付けとか苦手で… えへへ… 」
頭に手を当ててとぼけたから
俺は思いっきりがんを飛ばした
「 ご、ごめんなさい…!今すぐ綺麗にします…! 」
それから大慌てで部屋を片付け出した
けど…
勝「 ねえ、ふざけてんの? 」
さっきより散らかってるし…
勝「 おい、藤堂 」
「 は、はいっ! 」
勝「 ここに住むなら綺麗にしてくれ、じゃないと追放する 」
「 つ、追放…?! 」
勝「 そうだ、ここに住めなければ実家から通え 」
「 そ、そんなあ…?! 」
まあここまで言えばさすがに綺麗にするだろ
それから一時間後、部屋はすっかり片付いた
時計は19:00を指す
勝「 おーい、夜ご飯食べ… って寝てるじゃん 」
疲れすぎたのか藤堂はソファの上で寝ていた
勝「 ったく、仕方ないな… 」
たまたま近くにブランケットがあったから
俺はそっと藤堂にかけておいた
夜ご飯はなんでもいいから作っておこう
明日も食べれそうなもの… あ、カレーにしよう
____________20:00
あとはご飯が炊ければ準備OK…
よし、それまではテレビでも見ようかな
俺は藤堂が寝てる横にそっと座る
よっぽど疲れてるのか全く反応しない
勝「 おい、もうそろそろご飯できるぞ 」
「 ん…うん… 」
勝「 カレーライスだぞ 」
藤堂の口角が少し上がる
…子供かこいつは
普段つまらないテレビが
今日はなぜだか面白く感じた
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作者名:さっくー。 | 作成日時:2021年1月14日 1時