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しばらくして唇が離れる。
控えめに花巻を見ると、
もうこの前のような冷たい目じゃなくて。
優しく私を見つめる目に胸が締め付けられた。
貴方｢ずるい…っ、うー…｣
何が悲しいのか分からないけど、
ボロボロと涙が零れる。
私が泣いてるところを見た花巻は
花巻｢わ、悪かったって! 泣くなよ…｣
躊躇いがちにジャージの裾で私の涙を拭った。
貴方｢ま、町倉さんがいるのに…
なんでこんなことするの…っ｣
なかなか力の入らない手で花巻の胸元をポカポカと叩く。
すると手首を掴まれて、
花巻｢町倉とは別れたよ。お前がすきって気づいたから｣
貴方｢うううー…｣
その言葉を聞いてまた涙が出る。
だって信じられない。
嘘みたいだ。
花巻｢なんで泣く!?｣
なんでって言われても、私にも分からない。
だって、ずっと好きで。
花巻｢改めて言うけど
俺、Aのことが好き。
もう泣かせねえから、俺と付き合ってください｣
貴方｢遅いんだよばか…っ｣
花巻を好きになったあの日から
毎日、毎日夢に見てたことが、今。
花巻｢ん、おいで｣
少し笑って両腕を広げる花巻の胸に
私は迷わず飛び込んだ。
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ぽよたろう(プロフ) - あゆちぇるさん» コメントありがとうございます!そして読んで頂きありがとうございます!!とても励みになります^-^ よければ他作品も暇つぶし程度にご覧下さい (2022年6月27日 17時) (
レス) id: c6e9a9a0a9 (このIDを非表示/違反報告)
あゆちぇる(プロフ) - めちゃくちゃ貴大くんかっこよくてきゅんきゅんしました(T_T)愛美ちゃんも幸せになれて良かった..みんなハッピーエンド、、良き、、、 (2022年6月27日 16時) (レス) @page29 id: 2e7d62aa2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよたろう | 作成日時：2022年6月5日 14時
