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愛美｢かわいいよねえ、Aちゃん｣
空を見上げて呟く。
今日もまたいつものように、雲がゆるゆると動いていた。
どこかで分かってたんだ。
貴大はAちゃんのことが好きだって。
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はじめて貴大にあったのは、2年生になったばかりのとき。
遅刻しそうで慌てて廊下を走っていた時にぶつかったのが貴大だった。
『ごめんなさい…っ』
謝るために振り返った瞬間、
目を、心を、奪われた。
｢俺こそわり。…怪我してねえ?｣
見た目とは打って変わって優しく伸ばされた手に
胸の高鳴りがとまらなくて。
『大丈夫です…っ!』
｢それ、かわいいな。似合うよ｣
彼は私の髪飾りを指さして褒めたあと、急いで走っていってしまったのだ。
それからその髪飾りは私の中でのラッキーアイテムになった。
毎日、毎日つけていた。
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ぽよたろう(プロフ) - あゆちぇるさん» コメントありがとうございます!そして読んで頂きありがとうございます!!とても励みになります^-^ よければ他作品も暇つぶし程度にご覧下さい (2022年6月27日 17時) (
レス) id: c6e9a9a0a9 (このIDを非表示/違反報告)
あゆちぇる(プロフ) - めちゃくちゃ貴大くんかっこよくてきゅんきゅんしました(T_T)愛美ちゃんも幸せになれて良かった..みんなハッピーエンド、、良き、、、 (2022年6月27日 16時) (レス) @page29 id: 2e7d62aa2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよたろう | 作成日時：2022年6月5日 14時
