今日:44 hit、昨日:23 hit、合計:16,550 hit
小｜中｜大
P!_24 ページ25
△▼
ポカン。
私の弱い頭では状況が飲み込めず、
ハテナマークが頭の中で舞踏会を開催している。
何がどうなってるんだ?
夢? コレハユメ?
花巻｢意外と軽いんだな、お前｣
花巻の声が頭上から聞こえてきて、
一気に現実味を帯びていく。
貴方｢い、意外って…失礼な…｣
いつもより自然と声が小さくなる。
というか出ない。
何だコレ。
状況をようやく理解すると
今更恥ずかしくなる。
肩に回されるたくましい腕。
太ももに触れる手のひら。
そして上を向けば…花巻の顔。
タイミング悪くパチッと目が合う。
体温が一気に上がるのが分かった。
＼プッシュゥゥウウウウ／
頭がヒートした。 もう無理だ。
花巻｢すげえ熱いけど大丈夫か?!
変な音もしたけど?!オイ?!｣
慌てる花巻の声をぼんやりと聞いて
アンタのせいだよ、なんて思いながら
私は意識を手放した。
△▼
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽよたろう | 作成日時：2022年5月31日 17時
