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その日の放課後。
昼休みに岩泉先輩を怒らせてしまったので
早めに体育館へ向かい制服のまま準備に取り組む。
みんなが来る頃にはもう準備も完璧ですぐに練習出来るようにする!!
貴方｢私やれば出来る子〜YDK〜｣
．
．
．
及川｢やっほ〜Aちゃ〜ん!!｣
一番はじめに体育館に顔を見せたのは
及川先輩。
それに続いて3年生、2年生…とぞろぞろ集まっていく。
花巻｢おっ!? 準備全部終わってんじゃん!?｣
松川｢マジだ｣
ふふ〜ん、どうだ、すごいだろう。
見直しただろう!?
及川｢Aちゃん1人でやったの!?
ありがとうね〜｣
昼休みは散々私の事を馬鹿にしていた及川先輩も
嬉しそうに私に笑顔を向け私の頭を撫でる。
花巻｢Aさんきゅー｣
松川｢いつもありがとな｣
及川先輩に続いて花巻先輩と松川先輩も
私の横を通り過ぎる時に、ポンと頭を撫でてくれた。
そして次私の横を通るのは…
マイダーリン岩泉先輩っ!!♡
ニヤける顔を隠すために頬を押さえる、と。
…あれ?
岩泉先輩は何も言わずに私の横を通り過ぎてしまった。
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作者名：ぽよたろう | 作成日時：2022年5月31日 15時
