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貴方「送ってもらっちゃって…
ありがとうございました!!」
岩泉先輩と過ごす時間は本当にあっという間で
気付けばもう家の前だった。
岩泉「おー」
それだけ言うと後ろを向き、
既に帰ろうとする岩泉先輩の腕を掴み、
引き止める。
貴方「岩泉先輩…」
岩泉「なんだよ」
面倒くさそうな顔で岩泉先輩が振り返る。
貴方「ちゅーしてください!!!!」
ンー♡っと私は唇を突き出して目を閉じた。
岩泉「阿呆か!! 帰ってさっさと寝ろ!!」
お決まりのゲンコツが飛んでくる。
貴方「いひゃい…」
涙目で頭をさする。
マジで容赦ない。
いやそういう所が好きなんだけどね!?
岩泉「抱え込まねーで頼れよ、」
ゲンコツの痛みの余韻に浸っていると
思いがけず降ってきた言葉と
不意打ちの頭ポンにバッと顔を上げた。
その時には岩泉先輩はもう帰り出していて。
貴方「い、岩泉せんぱーーい!!!!
だいすきです!!!!」
大声で叫ぶ私に
岩泉先輩は
前を向いたままヒラリと手を振った。
(もー…だいすき)
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作者名:ぽよたろう | 作成日時:2022年5月31日 15時