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-pursuit 4- ページ48

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『何だったの、本当』









安室さんの車を見送った後、工藤邸へ行くなという発言について考える

あの人(安室さん)の言葉通りに予定を変更するのも癪なので、我ながら天邪鬼だとは思いながらも 工藤邸へ向かった




途中、阿笠博士に何か差し入れでも買っていこうかとお店を見て回っていたら すっかり暗くなってしまった















_____『あれ?電気ついてる・・・』









工藤邸の前へ到着した。すると、工藤邸の部屋には明々と灯りが点っており、窓から無数に光が漏れていた

もしかして博士がこちらの家の中にいるのかと、直接工藤邸のインターホンを押すことにする













「────はい」

『あ・・・え?』











インターホンの先で応答したのは、知らない男性の声だった。どこかで聞いたことがあるような気がするけれど 聞き馴染みのない声

一体家の中には誰がいるのだろう、新一くんのご家族?と戸惑っていると「どちら様でしょう?」と問われる













『夜分にすみません、新一くんの同級生の 小山内Aと申します』













本を借りに来たことを伝えると、少しの間があった後「中へどうぞ」と男性が言う

やっぱり遅くなってしまって迷惑だったかな、と少々後悔しながら 今更帰るのも気まずいので中へと進む












「こんばんは」

『あ、貴方は・・・!』











いつか本屋の前で会ったお兄さん・・・!

まさかこんな所で再会するとは、と私が目を見開いていると 男性は困ったように頬をかいた












「すみません、どこかでお会いしたことがあったでしょうか」
『え・・・あ、』

「こんなお綺麗な方を忘れるはずがないのですが・・・」
『人、違いかもしれません』












すみませんと男性にことわっていると、奥からパタパタと小さな足音が聞こえ、なんとコナンくんが現れた












「A姉ちゃん!」
『コナンくんも来てたの?』

「うん!奥の部屋で遊ぼ?」
『え?あの、私は本を・・、』











言い切る前に彼に手を引かれて、屋敷の奥へと進む

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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます! (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:長谷川 | 作成日時:2023年7月14日 21時

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