-pursuit- ページ44
You side
「ところで、今日は学校はお休みですか？」
『え？あぁ、創立記念日らしくて』
安室さんは私が制服ではなく私服なのを見てそう言った
今日はこの後、工藤邸に寄って小説を借りようとしているということを何気なく彼に話す
「では、僕とデートしてくれませんか？」
『デ、！？』
この男は何を考えているというのか
突拍子もない誘いに戸惑っていると「貴女に付き合って頂きたい場所がありまして」と
「夕方迄で構いませんよ、如何です？」
『いやぁ…それはちょっとぉ』
食べ終えた食器を下げてくれた安室さんにお礼を言う
いやいやいや、デートって…
組織のメンバーのこの人と、そんな呑気なことをする人間がどこにいるといるのか
と、正直に言う度胸もないわけで
(ど、どうしよう……)
カウンターでニコニコと私の返答を待つ彼
こうして見ていれば如何にも好青年と言えるこの人が組織の幹部って、、世の中本当に怖い
何も信用してはいけないんだよ 皆
『……少しだけなら』
ちょっと付き合ったらすぐお暇しようと心に決めた
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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (
レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます！ (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：長谷川 | 作成日時：2023年7月14日 21時
