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You side
その後、急いで病室に入ってきた小五郎さんも 英理さんが虫垂炎だと聞くとホッとしていた
……余計なこと言って怒られてはいたけれど
もう少し英理さんの元にいるという蘭を置いて、私とコナンくんは小五郎さんと共に病室を後にしたのだが
＿＿＿＿＿＿「あれ、毛利先生！」
(……また、この
何故かタイミング良く、というか悪く
安室さんと出くわしたのであった
どこか悪いんですかという問いに「家内がな、」と答える小五郎さん
家内……なんか久しぶりに聞いた響きだな
蘭はお父さんとお母さんは別居してるけど結局仲良しなんだって、言ってたっけ
「お前はどうしてここにいるんだよ？」
「知り合いの見舞いに来たんですけど、何処かに行ってしまったみたいです」
いやそんな事ある？と思ったけれど、彼と会話したい訳でもなかったので触れなかった
彼によると コナンくんは以前もこの杯戸中央病院に来たことがあるようで、ある男性について知らないかと質問されていた
「し、知らないよ…？」
瞳孔の開いたコナンくんは、貼り付けたような笑みでそう答えた
……その男性とコナンくんは何か関係があるの？
そうかい、と短く答えた安室さんは私にも同じ問いを投げる
「Aさんは楠田陸道という男性、知りません？」
『知り合いではないと思いますけど……どんな人ですか？何歳くらいとか、』
私の答えに安室さんはフ、と笑う
人に聞いておいて何なんだこの人はと、少し気にかかった
彼はコナンくんを褒める
人について尋ねられたら 殆どの人は記憶に自信が無いからその人の特徴を聞くものだと。私が答えたように
それなのにコナンくんはすぐ知らないと言えてすごいねと……恐らく良い意味ではないのだろう
彼とコナンくんから放たれる空気は どこか鋭さを含んでいた
＿＿＿「……3.2.1、ゼロー！」
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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (
レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます！ (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：長谷川 | 作成日時：2023年7月14日 21時
