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-introduction 2- ページ37

 Conan side









「Aちゃん、貴女とっても肌が白いのね」









蘭のお母さんの病室でしばらく談笑する俺達

初対面だった英理さんとAも打ち解けてきた折に、英理さんが不意にそう言った

そうですか?と自分の肌を見るA








(確かに、日本人離れした白さだよな……)











以前彼女にハーフか何かかと聞いたら、祖父がロシア人だったという話はしていたが

それにしたって目立つ白さだ



しかし、髪や瞳の色は黒だからアルビノという訳でも無さそうだし……稀にある体質なのだろうか













「まるで、童話の"あの子"みたいね。ほら__」


「あ、お母さん!それ私もずっと思ってたの」













_______「「白雪姫!」」










蘭と英理さんが声を合わせてそう言った

確かに、言われてみれば彼女にぴったりの言葉かもしれないと 改めて思う



白い肌に黒く艶のある髪、紅く色づいた小さな唇。丸く大きな瞳はあどけなさを残し、華奢な身体は少女達が憧れる "お姫様" と言っても過言ではないだろう



Aは二人に容姿を比喩されて、薄く紅潮した頬が林檎のようだった












『は、恥ずかしい……』



「でも白雪姫って、悪い魔女に毒林檎を食べさせらちゃうのよね」










可哀想、と眉を下げる蘭











「Aは絶対私が守るし、空手も頑張ろうね!」



『……ふふ、ありがとう 蘭!』










毒林檎か____

意味合いは違ぇけど、俺や灰原が薬を飲んだあの薬もそんな物かもしれないなと 何となく思う


童話のように 真実の愛でこの悪夢が覚めるならどんなにいいだろうかと
柄にもなくメルヘンチックに考えていた

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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます! (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:長谷川 | 作成日時:2023年7月14日 21時

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