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vermouth side
有希子と対峙して、心理戦を続けている
「貴女何も分かってないのね?」
例え、私達が待ち受けていると知っていても
彼女の性格は分かりやす過ぎる。故にこの計画に狂いはないのだ
そこへ有希子の携帯が鳴った
「____まずいぞ 母さん!」
……シルバーブレット
有希子の声に変声して「どうしたの〜新ちゃん」と応えれば 消えた
こっちには来てないわ 前方の車両に避難したんじゃないかしら、と伝えると「分かった」と
これで GAME SETね
「そうだ…!蘭から連絡が来て、Aもいねぇみたいなんだよ」
「そっちも見かけたら前の車両へ急ぐよう言ってくれ」
頼んだぜ、と電話は切れた
「………シャロン?」
有希子の口を封じていた手と 携帯電話を持つ手を離してしまったようだ
まさか……彼女も後方車両へ、?
(どうして、彼女とシェリーは深い仲でないはず……そもそも私達がここにいることも知らないんじゃないの、?)
シルバーブレットの伝言は私の動揺を誘う
私のスマホにはバーボンから「彼女を見つけた」という報告が
……大丈夫。バーボンはAの存在を知らないはず
彼らが鉢合わせることが無ければまだ、引き返せる
「勝つのは私達よ、有希子」
_____早く、後方車両に向かわなければ
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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます! (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:長谷川 | 作成日時:2023年7月14日 21時