検索窓
今日:106 hit、昨日:172 hit、合計:101,028 hit

-end point 3- ページ26

 You side








蘭達と共に子供達を連れて前方の車両へ急ぐ
パニックを起こしている乗客も少なくない、車内は混沌としていた








(あれは……、)









後方の車両に一瞬見えた影
どうしてそちらへ行くのだろう、前方に避難しないと危ないのに…!




そう思った時には動き出していた
蘭と博士に子供達のことを託して、"あの女性"の姿を追った











「ちょっと、A!」


『すぐに戻るから!』








あの女性、きっと子供達が探していた人物だ


どうして後方車両へ進んでいくのかは分からないが 彼女を止めないと。一緒に避難すれば子供達も安心するだろう



案外離れていた女性との距離を詰めるように小走りで移動する
後ろに進めば進むほど煙は濃くなり、息を吸い込むのが困難になってくる











(秀一もこんな風に火事に遭ったのかな、)







胸が痛む








……あの車両に移れば女性に追いつくはずだ
次の車両に足を踏み入れる






______と、女性以外の気配を感じた

咄嗟に扉の影に身を隠す。背筋が凍りつくような悪寒が突然身を包んで、隠れろ と本能的に思ったのだ















「_____バーボン、これが僕のコードネームです」










そこに居たのは先程知り合った安室という男だった

-end point 4-→←-end point 2-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (95 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
324人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます! (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:長谷川 | 作成日時:2023年7月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。