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You side
「A姉ちゃん、何でここにいるの!?」
だって事件が気になって、と言うと「いいから部屋に戻って!絶対部屋にいてね!?」とコナンくんに強く押し戻されてしまい……
折角抜け出してきたというのにそのまま逆戻りか
(ちぇ、冷やかしじゃないの…に、____って)
蘭達のいる6号車に向かって戻ろうと廊下を歩く
あまり人気の無い車両に差し掛かった時、黒ずくめの衣服に身を包み 帽子を深く被った男性が歩いてきた
『あ、……』
………し、まった
「_____何だ、?」
そう思った時にはもう遅くて、すれ違ったその男性の腕を掴んでいた。それはもう無意識に
見間違えるはずは無い、彼だ
でも でも……
(何処か違う……?)
違和感が思考を邪魔をして、何も言葉が浮かばない
咄嗟に掴んでしまった腕を離すべきか という判断も出来ないままでいると…彼の方が先に口を開いた
「お嬢さん、すまないが急いでいるんだ」
離して頂けないだろうか と彼は言った
確かにそう言った
私のことを"お嬢さん"だなんて。あまりにも信じられなくて『貴方……誰?』と、気づいたら そう口に出していた
「申し訳ないが、君は…誰だ?」
『____っ!』
どう、……しよう
頭が真っ白になって 何も考えられなくなる
辛い?苦しい?悲しい?それ以外の感情?
分からない、分からないけど。強く頭を殴られたような衝撃だけが確かにあった
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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます! (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:長谷川 | 作成日時:2023年7月14日 21時