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No side
＿＿＿＿「お二人は初めましてですね」
一見人懐っこそうな笑顔で彼、安室透は 園子とAに目線を向けた
彼女達も軽く自己紹介をすると「よろしく」と安室は手を二人の握った
園子は満更でもなく(というかむしろ喜んでいるように)手を握り返すが、Aは引きつった笑みを浮かべた
『(なんか距離感近いなぁ この人……)』
彼女は人並みの警戒心を持ち合わせているようだ
「……」
＿＿＿＿＿そんな彼女達の様子を、陰から覗く人物
その男は「天は僕達に味方しているようですね」と、帽子で顔を隠した女性に告げた
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You side
コナンくんの指示で、私と蘭と園子、博士と子供達は同じ部屋で待機していた
＿＿＿＿＿「先週のキャンプの映像を毛利探偵事務所のパソコンに送った！？」
子供達と博士の会話を聞いていると
どうやら先日子供達を火事から救ってくれたお姉さんのことについてらしかった
その映像をチラッと見せてもらうと、ウェーブヘアの綺麗な子が映っていた
詳細はよく分からないが……博士の焦りようからするに、その女性の存在が知れ渡ってはまずいのだろう
(……身を隠すのって辛いわよね)
にしても、彼女どこかで見覚えが…
子供達によると女性はこのミステリートレインのパスリングを着用していたので ここに乗り合わせている可能性が高いと
『哀ちゃん…？顔色悪いけど、体調悪化しちゃったかな』
震える哀ちゃんを覗き込むと「…大丈夫」と、全く説得力のない返答
この子、まだ私のことそもそも避けてるようだしなぁ
心配でもどかしいものの、博士も蘭達もいるので大事には至らないかな と考えていた
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長谷川(プロフ) - alien0927さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(*ˊ˘ˋ*) (7月22日 20時) (
レス) id: 9afad4612f (このIDを非表示/違反報告)
alien0927(プロフ) - とっても面白くて更新が楽しみです^_^素敵な小説を書いてくださりありがとうございます！ (7月20日 1時) (レス) @page34 id: bdf1edc050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：長谷川 | 作成日時：2023年7月14日 21時
