検索窓
今日:5 hit、昨日:7 hit、合計:21,815 hit

6 ページ6









日付も変わろうかという時間

飲み会が始まってから、もう6時間が経とうとしていた








『なんで五条だけなんだよぉぉぉぉ、』


「呪い殺すぞ」









ビール2杯にハイボール3杯、焼酎を2杯飲んだAは完全に出来上がっていて



向かい合わせに座ったテーブルに突っ伏すようにしながら話していた






五条は改めて 個室にしておいて良かったと思う











「 あークソ。何で僕がコイツの世話を」









そう呟けば いつものように『はー!??私だって硝子が良かったんですけど!』などという台詞が返ってくると思っていた




しかし、数十秒待っても返事はない










「 おい、嘘だろ」








五条は嫌な予感をヒシヒシと感じながらAの顔を覗き込んだ









『 くー…くー… 』








……しっかりと寝息を立てて眠っているようだ




その様子を見て一瞬固まった五条は、呼び鈴を鳴らして店員を呼んだ










「 お会計で」









そう店員に告げると 軽く机の上と手荷物をまとめてAの横へ移動し、しゃがんだ









「 スヤスヤ寝てやがる……チッ、」









彼女の頬を数回突くも 全く起きる様子もなく












「 ………まぁ、黙ってりゃ顔は整ってんのな」










小さく呟いた

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (90 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
407人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , さしす組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:長谷川 | 作成日時:2023年9月25日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。