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お世話になっていた大崎先生が産休にはいるから、と頼み込まれて救命との兼任をしていたが、来週から戻ってくることは聞いていた。
研修医くんもだいぶ頼もしくなったし、救命にはまたコンサルで呼ばれる程度かな〜来週からはゆっくりお昼食べれるかも、なんて思っていたのに。
物事は、そう上手くはいかないようだ。
「横浜からは、同じくセカンドドクターの元町先生がいらっしゃいます。A先生は、横浜チームに東京チームのやり方を現場で実践してもらい、元町先生にはこちらの実際のチームワークや空気感を学んで帰ってもらう。東京のような臨機応変な対応ができるチームにする、というのが今回の研修目的です。」
「、、はい。」
「詳しいことは追って連絡します。来週から、よろしくお願いします。」
常に激務に追われている統括官である彼は、業務連絡のようにそれだけ告げるとすぐにスタッフルームを後にした。
「A先生が居ないなんて、、、私大丈夫ですかね、、。」
「何言ってるんですか！比奈先生！もう1人前ですヨ！」
「でも、A先生が2週間いらっしゃらないのは寂しいですね。」
冬木先生の言葉に、まわりのみんなも頷いてくれる。
「私も寂しいし、心細いです。でも、横浜チームの皆さんに研修をして良かったって、思って貰えるように。今後も役に立つような知識をお伝えできるように、精一杯頑張ってきます！」
「頼りにしてますよ！A先生！あなたが東京チームの代表ですから！こちらのことは、俺たちに任せておいてください！」
「喜多見チーフの言う通り！A先生なら大丈夫ッスよ！ぶちかまして来てください！」
「徳丸さん、、ぶちかますってなんですか。」
みんなからの愛のある応援を胸に、私は勢いよく席を立った。
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Ria(プロフ) - とても素敵なお話でした この後の2人がすごーく気になりますが(笑) (11月22日 8時) (
レス) @page47 id: b18326fb22 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 琉愛（るあ）さん» 琉愛様→最後までご覧頂きありがとうございます…！楽しんでいただけたようで嬉しいです〜！ (9月20日 1時) (レス) id: 9001ca60a4 (このIDを非表示/違反報告)
琉愛（るあ）(プロフ) - 最高の作品でした！！！完結まで書いてくださりありがとうございます！執筆お疲れ様でした。本当に本当に最高の作品をありがとうございます！ (9月19日 21時) (レス) @page47 id: abb9ea5a9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mi | 作成日時：2023年8月2日 23時
