勝利の女神＝マネ【ハイキュー×黒バス】 (ページ4)

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Aside

そろそろ黒子は交代される

ボクはそして幻影シュートのからくりに気づいている。

それはこのチームのために幻影シュートを止めるしかない。

それがボクたちの絆が壊れることであってもこのチームで限りやらないといけないこと

黒子は交代する少し前に幻影シュートを撃った

ボクは一歩後ろに下がっており、叩き落とす

それを仲間にとらせ、責める

そのとき、黒子の失望した顔を見て少し心を抑えながらも「ごめん」と耳元で呟き海常の皆の元へ行く

そしてすぐに選手交代になる

誠凛のベンチをチラッと見る

思ったよりしょぼくれてなくてよかった

それから攻撃にあたり誠凛と15点ほどの差をつけることができた

「どうしよう、向こうにAちゃんがいる。Aちゃんの体力はまだ10分の1くらいしか使ってない様子。どうすればいいの？」

リコちゃん先輩、いや誠凛は焦ってる

だけどこっちも少し限界かもしれない、

笠松さん、森山さんなどで続けているメンバーはキツそう

そんなときに誠凛からのタイムアウトが来て休憩となった

「笠松先輩。ひとつ提案なんですがこの3クォーターと4クォーターの途中まで誠凛をボクに任せてくれませんか？」

真剣な顔でそういうと聞いていた皆。黄瀬や監督までもが「…は？」と言った

「どう言うことだお前、」

「わかってるはずです。理由は2つあります。1つめはボクと他のメンバーではチークワークが取れないと思うんです。」

そう、ボクと皆さんは初対面に近い状態

それは監督たちもわかっているはず。

「2つめ。黄瀬は必ずボクが戻します。だから、そのために体力を温存しといて欲しいんです」

そういうと笠松さんは「いや、黄瀬を戻すことはない」と言い張る

「いや、この試合は黄瀬がいないと勝てません。ボクは女子です。体力は続きません」

そういい、黄瀬の元に僕は寄る

「だから黄瀬には回復してもらわないといけない。…ねえ、こうやってマッサージして」

そうやって怪我した方の足をマッサージする

無理をさせたくない。

だけど、出てもらわないと。行けないの。

「これを出るまで続けて置いて。これ続けたら絶対にこれからもバスケを続けられる。だからいまからはボクに全て任せてください」

タイムアウトが終了したのでボクは一番にコートに出る

誠凛をみると火神君と黒子を下げて来てる

ボクは、負けない。