また明日。《8》

♯398 ページ48

もも「まだ全然そんな(笑)ゆっくり時間かけたいなって思ってるから。焦りたくないなって(笑)」


A「そっか(笑)……あっくんいい人だから……絶対毎日楽しいと思うよ(笑)」


もも「うん。楽しい(笑)」


秋斗「A！生中持って来て〜」


A「あ、はーい……ももちゃんは？」


もも「私も生で(笑)」


A「お待ちください(笑)」


待って…………どういう事？
ももちゃんの着けてるピアス、陸くんの家で拾ったのと似てた気がする……

ももちゃんに耳打ちした時に近くで見たから多分間違いない。あれ、Tiffanyだった
それも、左耳だけにしてた。もう片方はどこにあるの？誰が持ってるの？


A「京介さん、あっくんの所生二つ持ってってもらっていいですか？」


京介「秋斗？わかった……大丈夫？顔色悪いよ！？」


A「ちょっと気分が悪いので裏行ってきていいですか？」


京介「いいよ！奥で休んでて(汗)」


……偶然？たまたま？
そんな事ある？
両耳に着けてたらなんとも思わなかったと思う
けど、片方だけってね？

考えてたら本当に吐き気がして来た
ももちゃんと陸くん、接点あるの？

あ、前の彼女にあげたピアスって言ってた……

…………それって、ももちゃん？

本気で吐きそう……


京介「大丈夫？もう上がっていいよ。お客さんもほとんど帰ったし」


A「大丈夫です、すみませんでした。最後までいます(笑)」


少し休ませてもらったけど、心がザワザワしてるのはまだ全然治まってない

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