また明日。《8》

♯367 壱馬 ページ17

【壱馬side】


A「えー？例えば？目立つのって何がある？」


壱馬「……サンタとか？」


A「……真夏だよ？(笑)季節感バグってるって言われそう(苦笑)……ちょっと勇気ないなぁ、変に目立っちゃうし」


壱馬「シャチホコも目立つけどな(笑)」


A「あぁ。そっか(苦笑)普通でいいよ。目立ちたくないし」


壱馬「なぁ、なんで陸さんに内緒で行ったん？」


A「決まったの直前だったし、言ったら緊張すると思うし、初めてのライブだったから自力でどうにかしたかったし……」


壱馬「陸さんに言ったらもっと近くで見れてんで？それこそ……最前とか……」


A「あぁ、やっぱり？(笑)陸くんに言ったら一番前で見れるのか〜(笑)でも緊張してちゃんと見れそうにないから遠くでいいかな…………私は最前列でサンタコス出来る程自分に自信ないもん(笑)」


壱馬「知ってるやん…………」


A「いや、人違い。全然知らない人」


壱馬「知ってるやん、分かってるやん！」


A「そんな大きな声出さないでよ(苦笑)今までのライブって、どうだったの？来てた？」


壱馬「いや、俺がアイツを認知してからLIVE自体初めてやったけど、どっかにはおったんかもな？」


A「そっか。やっぱり見間違いじゃなかったんだね。でももう終わったし、今更言っても仕方ないよね。私に直接連絡とか無いし会うことも無くなったし、ちゃんと約束は守ってくれてるから…………これ以上交友関係に口出しする権利ないから」


壱馬「権利あるやん」


A「付き合ってるだけだよ？(笑)無いよ……陸くんにこれ以上言ったら息詰まっちゃうでしょ(笑)このお酒美味しいね〜全部飲んじゃいそ(笑)」


壱馬「Aに権利なかったら誰にあるねん！！」

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