また明日。《8》

♯372 ページ22

陸「……寝た？」


A「ううん……起きてるよ。早かったね？」


陸「心配だったから」


A「大丈夫だよ。ありがとね(笑)陸くんのベッドふかふか過ぎて体が沈んでって一体化しそう……」


陸「そうなんだよ〜すぐ寝落ちしちゃうんだよね。でもさ、シーツ替えるのめちゃくちゃめんどくさいんだよ。取って洗うのは簡単なんだけどさ、今度また付けるのがね……」


A「手伝うよ？時間あるなら明日洗う？」


陸「マジで？じゃあ洗おっかな(笑)明日バイト？」


A「うん、バイトだよ。来る？」


陸「いや、明日さぁ……実は……」


実は……？
祭さんと会うとか？


陸「健太のさぁ……彼女が……沖縄から出て来るから……飯いこうってなってて……」


A「……健太さん………彼女？……健太さん彼女いるの？」


陸「いたらしい！！沖縄と遠距離恋愛してて、東京で仕事見付けてこっち出てくるって」


A「……へぇ」


陸「あ、ショック受けてる(笑)俺一回だけ会った事あるんだよ。沖縄で仕事あった時に。その時は付き合ってなかったらしいんだけど、梓ちゃんって言って凄いしっかりした子だよ(笑)」


A「健太さんの彼女はしっかりした人じゃないとダメな気がする(笑)どんな人なんだろ？絶対美人さんだよね！？」


陸「ま、可愛いか美人かで言えば美人かな？本当にしっかりしてる。今度またAも一緒に飯いこ(笑)」


A「うん(笑)」

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