Pt.1 ページ1
「チソンくん！！好きです！！」
JS「え...ごめんなさい」
勢いよく投げた私の愛の言葉は、あっけなくホームランされた。
〜一年前〜
中高一貫の学校の高校2年生である私は、体育祭で恋に落ちた。
「行け〜！ジェノ〜！うお〜！！」
同い年の友達ジェノが出場している選抜リレー。私はもう二人の友達である、ジェミンとロンジュンの三人でジェノの応援をしていた。
RJ「やーA！うるさい！もっと静かにしろ耳壊れる！！」
ロンジュンが耳を塞ぎ睨んでくる。でもしょうがないじゃないか。
我らがジェノの走りに誰が静かでいられるか。
運良くクラスがずっと同じである私たち四人。
ジェノは毎年、その美貌と優しさと運動神経の良さでクラスの人気者だ。
しかし、ジェミンとロンジュンも負けず劣らず人気者。
ジェミンは顔見知りではない人に対する態度は悪いが、友人には甘い。
顔も良すぎると話題で、巷では「美の王子」と呼ばれているらしい。安直すぎ...
JM「まーまーロンジュナ。Aちゃん面白いからそのままにしとこ？ね？」
ふんわりと笑うジェミン。友人に甘い...のか？
RJ「ヤージェミナ。お前ががいつもこうだからAがうるさいんだぞいつも」
JM「ロンジュナ、Aちゃんが学校サボったときに寂しいっていってたのに良く言うよ〜」
ジェミンの一言に、ロンジュンは固まる。
ロンジュンは、俗に言うツンデレ。いつも放ってくる毒舌のわりに、さみしがりやで友達思い。学校ではそんなロンジュンの性格が知れ渡っているらしく、「ツンデレ王子」と呼ばれている。またまた安直。
「二人ともうるさい！！もう少しでジェノの番！」
RJ「お前が一番うるさいわ！」
先程の会話を無かったかのようにしているロンジュン。ちゃんと聞いてたからね。
JM「あー、そういやあの子出るんでしょ？このリレー。あのー高校のダンス部体験入部してきた...」
RJ「あー...パク...なんだっけ」
そんな二人の会話も知らずに、私はジェノを必死に目で追いかける。
ちなみに、ジェノはオールステータスが良いので「王子の王子」。ほんとに安直だと思う。
「おー！いたいた！かっこいい！！速い速い！ごぼう抜きだ〜！！」
ジェノは虎の如く、次々と他の選手を抜かしていく。しかし、
「んぇっ？後ろから...すごいスピードの人いるよ！？なー！！ジェノ、ファイティィーーーン！！！」
苦しそうな顔をするジェノの後ろにいる、必死の形相の人。
私は彼の目をみた瞬間ー
運命を感じた。
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四季(プロフ) - Mokaさん» そう言っていただけて本当に嬉しいです( ；∀；)これからも精進して参りますのでよろしくお願いしますね(*^-^) (2023年3月8日 20時) (
レス) id: 1ac1695eee (このIDを非表示/違反報告)
Moka(プロフ) - チソンペンのものです！チソンがメインの小説があまりないのでタイトル見つけてすぐに飛んできてしまいました(;_;)楽しみにしてます！ (2023年3月8日 20時) (レス) @page5 id: 72e5c2c356 (このIDを非表示/違反報告)
四季(プロフ) - ドリーさん» すみません、ご指摘いただきありがとうございます！訂正させていただきます。 (2023年3月7日 21時) (レス) id: 1ac1695eee (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (2023年3月7日 20時) (レス) id: 6cf6cd7a75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四季 | 作成日時：2023年3月7日 19時
