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ご褒美と言わずに ページ4



目黒→兄、阿部→弟







ab「蓮くん」

mm「ん?」



晩ごはんを食べた後、ソファに座ってテレビを見ていたら、ひょこっと横から顔を覗かせた亮平



ab「あのねこれ」



と、ちょっと恥ずかしそうに渡されたのは花丸の付いたテスト



mm「えっ、テスト100点だったの?」

ab「うん、」

mm「すっげぇ…、頑張ったんだ」

ab「えへへっ、うん、頑張ったの、」



目一杯褒めてあげようと可愛く笑う亮平の頭を撫でてやる
いや、本当に凄い、小学生っていってももう高学年だし

そうでなくても、なんかテストって緊張して変なミスしたりするじゃん?
えっ、ない?そっかー、まぁそれはいいや



mm「ほんと凄いな」

ab「それでね、あのね、」

mm「ん?」

ab「今度のおやすみの日、一緒にお出かけしよ?」

mm「へ?」

ab「駄目、かな?」

mm「いや、全然いいんだけど」



別にそんなこと、いつでも言ってくれたらいいのに



ab「だって蓮くん久々の休みでしょ?」



そう言われて考える

まぁ、確かに部活三昧ではあるから練習で土日が潰れる事が多いけど、自主練とかの日もあるし


……そう言っても、亮平は蓮くん部活好きだからっていうんだろうな、でも、



mm「これからは、言いたいときに言ってな?」

ab「え?」

mm「まぁ、難しい時もあるかもだけど、予定作れるようにするし」
「俺も亮平と出掛けたいしね?」

ab「ふふ、うん、!」





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作者名:悠憂 | 作成日時:2022年12月6日 23時

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