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kj「これや!」
mm「『ん?』」
康二が持ってきたのは何かの雑誌で
『あー、なるほど』
mm「囚われの宇宙人で写真撮りたいの、康二」
kj「なんや、もっと上手な言い方無いんかい」
「そや、小さいからこそ持ち上がるやろ?」
mm「でもこれって…」
『まさかの俺も参加するパターンなの?』
kj「えっ、嫌なん?阿部ちゃん」
『いや、嫌じゃないけど』
俺は撮る側だとばかり…
kj「別にカメラはタイマーしとけばええし」
「この三人なんもあんま無いんやし!ほらやるで!」
小さくなっても、中身は変わらないからグイグイくる
というか、小さくなったからかいつもよりグイグイ来てる気もする
(まぁ楽しいから良いけど)
mm「…………これ、佐久間くん呼ばない?」
kj「なんでや?」
mm「いや、だって佐久間くんいつも囚われる側だから」
「今日は康二いるし、捕らえる側出来るけど…って」
『…………うーん、それって嬉しいのかな?』
mm「喜ばないかな?」
『いや、分かんないけど…』
kj「……佐久間くん、来るって!」
mm「『へ?』」
いや、本当にいつにも増して行動力凄いな
『じゃあ、佐久間来るまではめめこじで撮ってようか』
『肩車でもしとく?』
kj「肩車!肩車ってそんなにしてもらうこと無いもんな!」
「やりたい!めめ、やってーや!」
mm「はいはい、やってやるよ」
「……よいっしょ、と…、康二、大丈夫?」
kj「おぉ、やっぱ高いなぁ」
mm「後で佐久間くんにもしてもらいな」
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作者名:悠憂 | 作成日時:2022年12月6日 23時