【 BTS 】 96lineの8人目【男主】 (ページ22)

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二十歩ページ22

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あっ、ほら、その顔、やっぱり俺の大好きなヒョンだ

JK「……ユアンヒョン、なの？」

『………まじ、か、』

JK「ユアンヒョン！会いたかった、なんでどうして」

『グク？いや、お前こそなんでこんなとこに…』

大好きだった。
うんん、今でも、会えない間も好きだった。

俺を甘やかしてくれるヒョンの優しさが大好きで、
俺に甘やかされてくれるヒョンも大好きで、

他のヒョンよりも仲は良かったと思う。きっと。

JK「……っ！ヒョン時間ある？あるよね？付いてきて！」

『……へ』

やっと会えたんだ、もう居なくなったら嫌だから

ぎゅっと手首を握って引っ張る
ヒョンの意見は聞かずに、引っ張って宿舎へ急ぐ。

なんか、練習生の頃はこんなやりとりもよくあった気がする

俺の行きたいとこによく付いてきてくれた

『ふふっ』

JK「……」

こんな状況でなんで笑うの、
俺は少しテンパってるのに少し余裕なヒョンが少しだけムカつく。

なんのかは分からない対抗心から絶対もう離さないって思って、手首の力を少し強めた。

……………痛かったらごめんね？

ヒョンは俺たちのことどう思ってるんだろう、
まだ仲間だって、思っててくれてるのかな

久しぶりに握ったヒョンの手首は昔より少しだけ細くなってる気がした。

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