桃の体調不良 (ページ4)

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緑

最初は余り身体を預けてくれなかったけど、段々しんどくなってきたのか重さを感じるようになってきた。

隣をチラッと見てみると、笑顔はキープし続けてるしめはプロだなって尊敬するけど、腕からはフラフラと体が揺れてるのが伝わってくる。

「しめ、あと少しだ頑張れ」

「うん。はぁっはぁっ」

.....

「今日の撮影は以上になります」

スタッフさんの掛け声と共にしめの体が傾く。

フラッ

「あっぶね、しめ～大丈夫か～？」
しめは大丈夫だって言って立ち上がろうとするけど、力が入らないのか立ち上げれてない。

(ひょいっ)
見かねた俺はしめを抱っこして楽屋に連れてく

抵抗する力もないのか、
大人しくされるがままになってるしめはちょっと
可愛い(о´∀`о)

いけねっそんなこと考えてる場合じゃない！

楽屋のソファーに寝かせるとみんなが体温計とかを持ってきてくれて、測るとなんと

39.8度

「よく頑張ったね、しめ。ゆっくり休もうね。」

そうやって頭を撫でてると相当疲れたのか、苦しそうではあるけど寝てくれた。

楽屋では落ち着かないだろうから、俺の家で皆んなで看病することにしよ。

「準備できたら行くよ～」

楽屋から車に運ぶときも、家に着いても一向に目を覚まさないから心配になる。