わたしのお父しゃんは……エンマ大王でした☆♪

十六ノ乱 あいつの名前は ページ19

貴方視点
大ガマ「グダグダやっていても仕方ない！」
土蜘蛛「閻魔大王の屋敷に乗り込むぞ！」
ウィスパー「いやだから何度も言いますがその屋敷がどこにあるのか
そして分かったところで閻魔大王の顔も存じ上げないのに！！」
フユニャン「そうか。さっきのジャマする奴はぶっ飛ばす計画には続きがある！」
マオ「おっ！」
フユニャン「邪魔するやつらの次に偉そうなやつらをぶっ飛ばす！」
大ガマ「すると最後に閻魔大王が出てくる！」
ジバニャン「にゃ！確かににゃ！」
土蜘蛛「………」
フユニャン「そこで閻魔大王もぶっ飛ばす！！」
ジバニャン「いけるニャン！」
土蜘蛛「っていけるか！！さっき程と同じだ！それに計画雑すぎるぞ！」
猫キヨ「聞き捨てならんな。誰を………ぶっ飛ばすって？
閻魔大王様に楯突こうってのは貴様らか？
心配するまでもない。なぜなら」

妖怪達「………？」
猫キヨ「貴様らは此処で死ぬからだ。」

土蜘蛛「味方ではなさそうだ」
大ガマ「閻魔大王様のでしたか！」
吹雪姫「ま、ネットの掲示板に堂々と書けばバレるよね〜〜」
アツガルル「なら！」
フユニャン「計画通りぶっ飛ばす！ど根性ストレート肉球！」
猫キヨ「うむ、並だな。その程度で閻魔大王様に楯突こうとは、
片腹痛い。」
ジバニャン「フユニャン！このやろう！百烈肉球！！」
猫キヨ「お前は並以下だな！」
ウィスパー「ジバニャン！ヴェァ！」
猫キヨ「貴様らが数匹騒いだところで何もかなわん！」
大ガマ「それはどうかな？大ガマ変化の術！」
土蜘蛛「土蜘蛛土盾の術！」
吹雪姫「キラキラ雪化粧！」
アツガルル「熱気ムンムンは！」
猫キヨ「ちっ！いい加減頭を冷やせ！」
吹雪姫「それはこっちのセリフ！キラキラ雪化粧♪」
土蜘蛛「間違いの決定に間違えと言えないよう魔界の方がおかしいぞ！」
大ガマ「俺たちが人間と築いてきた信頼関係をなんの説明もなく切られるなんて納得できねぇぜ！」
猫キヨ「貴様らが妖魔界の真意など知る必要はない！言われた通りにしておけば良いのだ！
信頼関係？ぬるいなそんなものがなんの役に立つ！
その信頼した人間が今、お前を助けてくれるか？」

猫キヨ「今後一切人間とは関わらない、妖魔界の決定に従います、と違えば今回はみのがしてやる」
ウィスパー「お、お断りします」
ジバニャン「ウィスパー」
猫キヨ「そうか、見せしめにして。死ね！」

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