episode 72 ページ35
ミリム 「お母さんっ！ このドレスどうかな？？」
『あら〜可愛いじゃない！
ミリムの魅力をちゃんと引き出せてる！』
ミリム 「やだっ/// 褒めすぎだよぉ…お母さん」
あれから、5年近くたった。
着々と原作開始に近づいている
ミリムとロンは6年の交際を得て結婚を決意
今、ミリムのドレスと式場の確認をしている
もう、立派な女性だ。
娘の成長を実感しながら、式場を見回った
この、5年間 色々な事があった
私は 薄々気づいていた
ミリムとロンが普通の人間では無い 人狼 だと。
ミリムとロンは度々発作を起こす
2人は頑張って隠し通そうとしていたが
私はそんなに鈍感じゃない。
乳児からミリム達を育てているのだ
気づかないはずは無いだろう…
1番驚いたのは ターニャ だ
この子は 魚人との間にできた子で
3人で海に出かけたとき ターニャは
海の生物と会話をしていた
それだけでは無い…足はヒレに変化し
腕からは羽が生えたのだ。
私がいつも口ずさんでいる海の歌を歌い出し
私は操られるように海へと引っ張られていく
力も入らなくなり考える事も億劫になり
何も出来なくなった。
間一髪、海に入ることは無かったが
ターニャはその時の記憶は一切無いみたいだ
その能力は絶対に気づかれてはいけない。
人は人ならざるものを拒むから。
ミリム 「お母さんっ！ ぼーっとして
大丈夫？少し休む？」
『あ、ごめん。考え事してた。大丈夫よ』
ミリム 「本当に？
キツかったらちゃんと言ってね？」
『うん』
＿＿＿＿＿＿＿＿カシャっ
誰っ？！ 今の音は……
ミリム 「お母さん？」
『あぁ、大丈夫よ。やっぱりちょっと休むね。』
鬼の子……クルーだった私も狙われている
そして、子供達の存在を知られてはいけない。
だから里親を募集した。
ミリム達は自立できる。
それまでに私との関わりを切らなければ。
問題はターニャだ。
もし、今のが聞き間違えでなければ
シャッター音だったはず。
いや、考え過ぎだろうか。とりあえず
ミリムの結婚式を成功させなければ
結婚式まであと半年…。
＿＿＿＿＿＿ｶﾞｷﾝｯ＿＿＿ｶﾞｷﾝっ＿＿＿＿＿＿
『はぁっ……はぁっ……』
発作が起きて意識が朦朧としている…
ミリムたちは大丈夫だろうか…
どうかお願い。 逃げ切って
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彩(プロフ) - 続きを気長に待ってます！！！！ (2021年10月17日 21時) (
レス) @page13 id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年10月8日 21時) (レス) @page9 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハゲてモーター | 作成日時：2021年9月27日 6時
