episode 67 ページ30
A 『っっ……ごめんなさいっ』
＿＿＿＿＿＿＿＿パタンっ＿＿＿＿＿＿＿＿
「………グララララっ。」
まさか、こうなるとは。
俺も男だ。 愛する人が求めてきたら理性を失う
だが、お酒に飲まれた状態の女を抱くなんて
ごめんだ。
プライドがある。 必ず手に入れてから抱きたい。
「A…俺はァ……どうすれば良かったんだ。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『うっ……ひぐっ。……』
あぁ。本当にバカだ。
何でこんなことしたんだろう……
余計虚しくなって胸がはち切れそうっ。
結局私は、エドさんに甘えて酷いことしただけ…
お酒の力を借りてでもダメだった。
こんな弱い私に、見守るなんて無理な話だ。
他の人にその笑顔を…眼差しを…向けて欲しくない
その手で…その口で…頭を撫でたり名前を
呼んで欲しくないっ。他の人のものになるなんてっ
私には……耐えられないっ。
『愛してる……のになぁ。……っ。…
前世と同じようにっ。 前世では……
叶わなかった……残りの人生を
一緒に過ごしたいっ…。』
私の想いは……願ってはいけないものなの？。
胸が痛い。 エドさんのマントを抱きしめ…
泣きじゃくった…彼のマントから優しい匂いが
より一層、私を深く地獄に突き落とす。
ただ。 ただ。想いが募るだけだった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『んんっ〜……あれ私。』
昨日の記憶が曖昧だ。
いつの間にか寝てたかも
エドさんのマント抱きしめたまま？
ん？……イビキ……あ、エドさん帰ってきてる。
イスで寝ちゃってるわ……体痛いだろうに
私はそっと布団をかけ、シャワーに入った
気まづいけど、そんなん気にしてちゃダメよね
しっかりしなくちゃ。
『ふぅーっ。さっぱり…
服干しとかなきゃだからなぁ。
いいやバスタオルだけで。』
ちょっと……このオイルっ
保湿力抜群！！ これ欲しいっっ
鼻歌交じりに自分の体にペタペタと塗ってると
＿＿＿＿＿＿＿＿ガタンっ＿＿＿＿＿＿
『ひぇっ？！』
なん音ッ？！
エド 「っっっ……」
『エドさんっ？！ 大丈夫っ？』
エド「少し立ちくらみが……っ…A、
その格好は煽ってんのかァ？」
『あっ、ごめんなさい。 お風呂入ってたの』
立ちくらみって…まさかもう病気が。
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彩(プロフ) - 続きを気長に待ってます！！！！ (2021年10月17日 21時) (
レス) @page13 id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年10月8日 21時) (レス) @page9 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハゲてモーター | 作成日時：2021年9月27日 6時
