episode 56 ページ18
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『……ここどこ？ ソラ！ シオンどこなの？！』
＿＿んん〜＿＿＿ゴホッゴホッ＿＿＿
2人とも無事みたいね
背後取られるなんて不覚…もうちょい鍛錬しなきゃ
見た感じは牢獄…敵の目的もなんなのかも
ハッキリさせなきゃいけない。
エドさん達は気づく頃だろうか…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ﾀﾝｯ＿＿＿＿ﾀﾝｯ＿＿＿＿＿
誰か来たっ！
私は息を潜め情報を聞き取れないかやってみた。
「シーザー様からあてられた任務だが…これ。
下手した死なないか？」
「シーザー様が言うには小娘達は
どの被検体よりも強いから心配はないんだもぉん」
シーザーっ？！
もうこの時から兵器の研究を？
「けどよぉ。俺も実験見てたけど悲惨だったよ。
能力者の能力をより発揮させる…この薬
能力に体が追いつかなくて見るに堪えない姿に
なった奴何人いたよ…
しかも、シーザー様それを見て顔色
ひとつも変えない…恐ろしいぜ」
これはやばいな。 そんな実験までしてたのか…
「そろそろ起こして始めるんだもぉん」
男ふたりは ソラに手を伸ばしかけていた。
『待って』
「もぉん？」 「起きてやがったか。」
『私達3人同じ悪魔の実を食べてるわ…実験なら
1人でも充分なデータ取れるでしょ。
私だけにして。妹達に触れないで』
「威勢のいい女は嫌いじゃないぜぇ
お前が使えなくなったら妹達にも実験を施す
いい結果残してくれよォ？？」
＿＿＿プスッ＿＿＿＿＿＿
実験が始まった…体の中が焼けるぐらい熱い。
脳が溶けそう……苦しいっ。
『あ''あ''っ…はぁっ……はぁっ…』
喉も焼けるように痛い…声が出ない…
30分間おきに薬を投与された…症状が出てきて
ソラ達に被害が及ばないように別室へ移され
そこでまた薬の投与を繰り返した…
どのくらい時間が経ったのか全く分からない
感情の起伏が全く感じれない…全身を拘束され。
舌を噛み切る事さえ出来ない…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
エドside
A達が帰ってこねぇ。
あの日から5日は経ってる…
マルコ 「親父ィっ！！ 大変だよいっ！
ソラの靴と シオンの十字架が見つかったよぃ！」
エド「それは攫われたってことでいいんだなァ」
マルコ 「あぁ。その可能性がでかい…
ティーチが住民に聞き回ってるよい。」
……A無事でいてくれ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩(プロフ) - 続きを気長に待ってます！！！！ (2021年10月17日 21時) (
レス) @page13 id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年10月8日 21時) (レス) @page9 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハゲてモーター | 作成日時：2021年9月27日 6時
