episode 50 ページ11
シオンside
最近、ティーチの言動や行動に
気になる点が増えてきた。
前より顔が険しくなって
笑うことが少なくなったし…たまにおかしな事を
つぶやくの…。 Aが憶測で考えてた事が
当たっていたら…私…どうすればいいんだろう。
また、私はこの人を手にかけなきゃいけないの？
やっと……やっと…出会えたのに。
＿＿＿穢れている＿＿＿減らさねければ＿＿＿
『…え？……ごめんねティーチ聞こえなかった。
なんて言ったの？』
本当は聞こえていた……けど、認めるのが怖い。
お願い間違えであって……
ティーチ 「ん？ 俺なにも言ってねぇーぞ？」
いつもと変わらないティーチの表情…だけど。
私は確信した……ティーチがそうなのだと。
お母様の気配と言葉遣い…
忘れたくても忘れられないわ…。
『ごめんねティーチ。ちょっと気分悪くて…
部屋戻ってもいいかな？』
ティーチ 「ぜハハハ …大丈夫だ シオン
部屋まで送ろうか？ 」
『大丈夫よっ…また明日ねティーチ』
一刻も早く離れたかった…
涙が溢れてきそうで…
私はまた愛する人を手にかけるのかと。
何度も頭にその考えが周り巡って吐きそう…
ティーチが居なくなるまで耐えた。
『……っっ…うぅっ……なんでなのっ…
わたしは 幸せに なっちゃ…いけないの？…』
涙は止まることを知らずその場で泣き崩れた
…気が狂いそうで
A 『 シオンっ！！ どうしたのっ？！』
『Aっっ…わたし……わたしっ……
どうしたらいいか……もうっ…わからないよぉっ』
助けて……この苦しみから抜け出したい。
私は……私達は幸せになっちゃダメなの？！……
なんで……こんなにも残酷なのっ。
お母様を怯えながら生きなければいけないの？
私はAに抱きついた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あ〜暇｡ 独り身は辛いですなっ！
こんちくしょうっ！！
散歩がてら部屋出るか…
ん〜最高っ！ 風が気持ちいい
……ん？ なんか膝ついてる子がいる…
吐きそうなんか？！
急いで駆け寄ってみたら シオンだった
『 シオンっ！！どうしたのっ？！』
シオン 『Aっっ…わたし……わたしっ……
どうしたらいいか……もうっ…わからないよぉっ』
私に抱きつき泣きながら理由を話してくれた
最近、ティーチに気になる言動や行動があること
今日確信がもてたこと……
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彩(プロフ) - 続きを気長に待ってます！！！！ (2021年10月17日 21時) (
レス) @page13 id: aa405bd823 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - とっても素敵ですね！高評価しました！ (2021年10月8日 21時) (レス) @page9 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハゲてモーター | 作成日時：2021年9月27日 6時
