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その日の夜
朝からの撮影でヘトヘトだったみんなは早めに部屋に入ってしまって
仕方ないから私も早めに寝ようと部屋に戻った
でも、一向に寝れる気配がない
逆に目が冴えて眠気すらない
外の空気吸おうと音を立てないように階段を降りてお庭に行く
ベンチに座って空を見上げると
都会なのに星が綺麗に見えた
春なのに少し冷たい風が心地よくて
だんだん眠くなってきた
そう思ってベンチから立とうとしたら
ドアが開いて誰か入ってきた
「あ、」
渡「あ、」
なんか、デジャブ
朝と同じ展開で笑ってしまった
渡「えーっと、隣いい？」
「あ、うん…！」
まさか、隣に座るなんて
私がここに来た時は私に近づくことすら嫌がってたのに
渡「なんでここにいんの？」
「なんか全然寝れなくて…」
渡「そっか」
触れるか触れないかの距離
すぐそこまで来ていた眠気がどっかに飛んで行って
代わりに緊張とドキドキがやってきた
ここに来た時のことを振り返ってみると
短期間なのにみんなとの思い出が沢山でてきた
でも圧倒的に少ない翔太との思い出
そもそもなんで翔太は私を嫌っているのか
結局その疑問だけが残った
それでも明らかに前よりは距離感が近くなって
徐々に話すことができるようになった
今なら話してくれるかもしれない
そう思って私はその疑問を投げかけた
「あの、ひとつ聞いてもいいかな？」
渡「うん、」
「なんで、私の事嫌ってるの？」
そう言うと急に表情が変わった
「あ、全然話したくないならいいよ…！」
せっかくここまで距離を詰められたのに
こんなことで台無しになんてしたくない
「ごめん、私戻るね…！」
ベンチから立ち上がって歩きだそうとした時
手首を掴まれた
「え…」
渡「待って、ちゃんと話すから聞いて欲しい」
翔太の目はちゃんと私を捉えていて
今までにない真剣な顔で私を見ていた
渡「実は俺…、」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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B.A.D.寄りの虹色ジャス民(プロフ) - 続きが気になりました！更新ファイトです！頑張って下さい！応援しています！ (2020年2月15日 23時) (
レス) id: 544b7ce66d (このIDを非表示/違反報告)
瑶(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！翔太くん担なのですごく嬉しいです！更新大変だと思うけど頑張ってください！応援してます!! (2020年2月4日 19時) (レス) id: 4fa45ba1a8 (このIDを非表示/違反報告)
されなん(プロフ) - 更新めちゃくちゃ楽しみに待っています！これからも頑張ってください^ ^ (2020年2月1日 0時) (レス) id: 254bd65bd2 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！ゆっくりではあると思いますが更新の方を楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2020年1月22日 22時) (レス) id: 4a677785cf (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話凄くお気に入りで大好きです！！私はしょっぴー、めめさん、阿部ちゃん大好きです！！続きめっちゃ楽しみにしてます！！インフルエンザ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね！！ (2020年1月21日 0時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2020年1月20日 20時
