No.9 ページ9
続き
｢何であたしに聴くんですか？笑あたしじゃなくて姉ちゃんに貰わないと意味無いですよ？笑｣
そんな事を言って先輩の前を歩いていると。
尾関｢なぁ北沢？あの時の約束ってまだ使えるのか？｣
あの時の約束？何だ？そんな約束したっけ？
｢何のことですか？｣
尾関｢俺がお前に柔道で勝ったやつ。｣
あー！あれ！そう言えばまだしてなかった。でもなんでそれを今？
｢別にいいですけど？｣
そして先輩から発せられた言葉は意外だった。
尾関｢北沢A！俺と付き合ってください！｣
｢え？｣
先輩の言葉に涙が溢れた。
尾関｢でもお前にはもう�霤弔気鵑�いることはわかってる！でも、俺諦めきれなかった。｣
違うって言いたいのに涙が出て上手く喋れない。
｢あの..グズッ先輩。｣
尾関｢勝手で本当にすまない。｣
違う、違うんです、
｢ちがうんです、あたしは、�霤弔気鵑箸鷲佞�合ってないです、グスッ｣
尾関｢え？でも...｣
｢あたしは！尾関先輩が！大好きです！！｣
そう言った時には尾関先輩に飛びついていた。
ギュッ！
尾関｢ちょっ！////北沢？！///｣
｢あたしは..先輩が好きなんです(泣)でも先輩は姉ちゃんが好きだから..｣
尾関｢実はな？俺な、知晶さんに言われて気づいたんだ、お前が好きって。俺逃げてたんだ、お前に自分の気持ちが知られるのが怖くて..｣
｢え？そんな...うぅぅグスッ｣
尾関｢でもお前と気持ちが一緒でめっちゃ嬉しい！めっちゃ幸せ！｣
｢あたしも、嬉しいです。｣
尾関｢だからさ？顔見せて？｣
いやっムリムリこんなぐちゃぐちゃな顔見せらんない。
｢い、いやです。絶対に..｣
尾関｢何で見せて？その可愛い顔。見せてくれるまで離さないよ？｣
えーー！そんなこと言われても、必死で動いてみるけど結構強めにホールドされてて動けない..
よし、諦めた振りをして逃げよう。
｢わかりました。見せますから離してください。｣
そう言うと先輩の腕の力がだんだん弱くなって行く。何とか逃げれそう！
｢先輩！ごめんなさい！｣
そう言って後ろを向いて逃げようとしたけど、
ガシッ！
｢え？！うわ！うんんっ｣
先輩に腕を掴まれて後ろに引き寄せられて、キスされた。しかも結構長い！
｢ぷはっ！はぁはぁっ先輩、苦しいです。｣
あまりに苦しかったから先輩の胸を押した。
そして先輩は、
尾関｢お前が嘘ついて逃げるからだそ？｣
そう言ってあたしにもう1回
chu
キスをした。
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作者名：里菜 | 作成日時：2018年3月28日 1時
