もみ消して冬 恋をしたのは兄ちゃんの後輩でした part5~6

No.10 ページ10

Asaid

｢はぁはぁはぁ...｣

病院につき急いでパパの病室に向かった。

ガラガラ！

｢パパ！｣

知晶｢A。｣

｢兄さん！パパの容態は？！｣

博文｢無事だよ。今は寝てる。｣

良かったー... 本当に良かったー

パパの無事がわかって安心していると

ガラガラ

秀作｢父さん！｣

兄ちゃんがやってきた。

博文｢お前おっせえんだよ。｣

秀作｢ごめんなさい。。｣

博文｢父さんがこんな時にどこ行ってたんだよ｣

秀作｢父さんの容態は？｣

あ、兄ちゃん無視した。

知晶｢明日検査して特に異常が無かったら退院できるそうよ。｣

秀作｢そっか、よかった..｣

博文｢良かっじゃねぇよ｣

｢え？それどういうこと？｣

知晶｢血液から睡眠薬が検出されたの。｣

秀作｢え？｣

｢何でも、パパが睡眠薬を？｣

パパは睡眠薬何て飲まないし。

知晶｢その睡眠薬チョコから検出されたのよ。｣

そう言えば今日パパは大学時代の社交ダンス部の同窓会に行くって言ってたよね？

｢まさか、その人達から貰ったチョコに入ってたの？｣

知晶｢そうみたい。｣

一体誰がそんなことを絶対に犯人を見つけてやる。

すると兄ちゃんに呼び出された。

秀作｢A、俺絶対に犯人見つける。｣

｢あたしもそのつもり。｣

秀作｢二人で頑張ろう！｣

｢うん！てか兄ちゃん池江先輩とはどうしたの？｣

秀作｢それがね..｣

｢えっ！ほんとに？！良かったね！｣

兄ちゃんは池江先輩と上手くいったみたいで良かった。だけど先輩に家に呼ばれた時に父さんが倒れた知らせが入ったらしくせっかくのチャンスを逃すハメになったらしい。

｢だから、異常に気合が入ってるんだね？笑｣

秀作｢確かに父さんをあんな目に合わせた犯人も許せないけど。｣

｢でもちゃんと先輩に説明してあげないとね？｣

秀作｢もちろんそのつもり。｣

すると病室から

博文｢父さん！｣

｢パパ目覚ましたのかな？｣

秀作｢多分そうだ！｣

急いで病室に戻ると父さんの意識が戻っていた。

そして、姉ちゃんと兄さんがパパに誰から睡眠薬入りのチョコを貰ったのか聞くと。

泰造｢睡眠薬は自分で飲んだ。｣

そう言った。
そして兄さんと姉ちゃんが問い詰めるけど自分で飲んだの一点張り。

パパは何で犯人をかばってるの？

その時は全然理由が分からなかった。

No.11→←作者

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す