検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:44,367 hit

No.8 ページ8

Asaid

バレたら尾関先輩が傷つくのは百も承知
でも少しぐらいは喜ばせてあげたい。

でもあまり時間が無いだから楠木さんには簡単に出来るチョコを教えて貰った。

楠木「あとは2時間ほど冷蔵庫で固めれば完成です。」

「楠木さんありがとうございました。」

楠木「いいえ。しかし髪が...」

「いいんです。それに凄く頭が軽くなりました笑」

秀作「A....」

「兄ちゃん?尾関先輩にここに来るように言ってもらえる?」

秀作「わかった。本当にごめん!」

「もういいよ。あたし姉ちゃんに服借りてくるね?」

あたしは姉ちゃんの所に向かった。

「姉ちゃん?服貸してくれない?」

知晶「A!あなた髪!」

「似合ってる?ちょっと用事出来たから服貸してもらえますか?」

多分姉ちゃんはあたしがこれから姉ちゃんの振りをして尾関先輩の所に向かうなんて思ってない。

知晶「別にいいけど?」

「ありがとう。お借りします。」

そしてそのあと来た兄ちゃんは姉ちゃんに一喝されて池江先輩を奪いに向かった。

「よし!そろそろ行こうかな?」

小岩井「送っていきます。」

「ありがとう小岩井。」

そして約束の場所に向かいそこで待った。

数分後尾関先輩がやって来た。

尾関「知晶さん!来ましたよ!」

「わかってるわよ。」

姉ちゃんってこんな感じだよね?

尾関「自分知晶さんからチョコ貰えるなんて思ってもなかったです!」

そっか、嬉しそうで良かったです。

「別に貴方のために作ったわけじゃないから余っただけよ。」

尾関「でも嬉しです。あのなんで後ろ向いたままなんですか?」

「あの今日はあまり肌の調子が良くないの!だから見ないで!見たら嫌いになるから。」

尾関「わかりました。見ません。」

本当にごめんなさい。(涙)

「じゃーそこのベンチに置くから貰ったら帰って。」

あたしは近くのベンチに置いた。

尾関「受け取りました!ありがとうございます!でわ失礼します!」

尾関先輩はそう言って帰っていた。

あたしは足の力が抜けて

「はぁ、ごめんなさい(涙)こんなことしてごめんなさい...グスッ」

あたしはそのまま座り込んで泣いてしまった。

自分でしたことなのに。結局自分も傷ついて泣いてしまった。

しばらくそこにいると姉ちゃんから電話がかかってきた。

ピロピロ(着信音)

『はい?どうしたの?』

知晶『A?早く病院に来て!父さんが倒れた。!』

へえ?パパが倒れた?

あたしは急いで病院に向かった。

作者→←No.7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
210人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

里菜(プロフ) - そう言ってもらえると嬉しいです! (2018年3月19日 22時) (レス) id: ebfde2d5f9 (このIDを非表示/違反報告)
愛紫(プロフ) - 毎回更新される度に飛び跳ねて喜んでますwガチめに笑これからも頑張ってください! (2018年3月19日 22時) (レス) id: bb8e1b40e3 (このIDを非表示/違反報告)
里菜(プロフ) - ありがとうございますm(*_ _)mこれからも頑張ります! (2018年3月19日 21時) (レス) id: ebfde2d5f9 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!小説一気に読みました!凄く面白いです!ドラマ終わっちゃいましたね!悲しいです!このお話しも楽しみにしてます!のんちゃん大好きです!更新頑張って下さい! (2018年3月19日 21時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:里菜 | 作成日時:2018年3月18日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。