No.15 ページ15
Asaid
家に帰ると兄ちゃんが凹んでいた。
「兄ちゃん?どうしたの?」
秀作「あ、Aおかえり。それが俺姉さんと推理対決することになったんだ。」
うわー兄ちゃんが姉ちゃんに楯突くとは珍しい。
「なんでこうなったの?」
あたしは兄ちゃんから昼間のことを聞いた。
そして姉ちゃんにこずえさんって人が犯人だと姉ちゃんに言ったけど潮音さんって人だと言われて推理対決に発展したと。
「兄ちゃん、自信あるの?」
秀作「ある!だってあの人犯人特有のオーラを放ってた。」
えーそれだけ?この推理対決姉ちゃんの圧勝かもねー。
「それでなんか負けたら罰ゲームみたいなことあるよね?姉ちゃんが罰ゲームなしで対決なんてしたことないし笑」
秀作「負けた方が勝った方の靴を舐める。」
「えー!!姉ちゃんそんなこと言ったの?!」
いつにも増して姉ちゃんのドS振りが出てるなー
秀作「俺屋根裏行ってなんかあるか探してくる!」
兄ちゃんはそう言って屋根裏に行った。
あたしはすぐに姉ちゃんの部屋に行った。
「姉ちゃん?話あるんだけど。」
知晶「何?」
「姉ちゃんはこの事件の犯人誰だと思ってるの?」
知晶「予想は潮音さんっていう人」
「そっか。あたし見てないから良く分からないけど。多分姉ちゃんの推理があってると思う笑」
知晶「当たり前よ。秀作の理由は根拠が無さすぎる。」
「そうだね笑」
知晶「あの紙ありがとう。そしてごめんなさい。」
うん?なんでごめんなさい?
「ありがとうは分かるけど、ごめんなさいって何?」
知晶「あのパーティーの時。」
「え?何で?」
知晶「もっと早くいうべきだった。あの時私がキスした人が貴方の好きな人よね?最近は全然気づつかなかった。でも後々考えてみたらわかったの」
わかってたんだ。
知晶「Aを傷つけた。この事は絶対に謝らないといけないそう思ったけど言うのが今になってごめんなさい。髪も切らせてごめんなさい。」
「別に髪は切りたくて切ったんだよ。」
知晶「秀作が言ってたの聞いた。最初は意味が分からなかったけど。Aがその髪型で帰ってきた時にわかった。」
「もういいんだよ!この恋はもう終わった。だからあたしは先輩を応援する。」
知晶「Aには諦めて欲しくない。だってAが自分でやっと見つけた人だから!」
諦めたくないけど尾関先輩はもう姉ちゃんしか見えてないんだよ。
「もうこの話は終わりにしよう。今はパパのことを解決しないと。」
210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「小瀧望」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
里菜(プロフ) - そう言ってもらえると嬉しいです! (2018年3月19日 22時) (レス) id: ebfde2d5f9 (このIDを非表示/違反報告)
愛紫(プロフ) - 毎回更新される度に飛び跳ねて喜んでますwガチめに笑これからも頑張ってください! (2018年3月19日 22時) (レス) id: bb8e1b40e3 (このIDを非表示/違反報告)
里菜(プロフ) - ありがとうございますm(*_ _)mこれからも頑張ります! (2018年3月19日 21時) (レス) id: ebfde2d5f9 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!小説一気に読みました!凄く面白いです!ドラマ終わっちゃいましたね!悲しいです!このお話しも楽しみにしてます!のんちゃん大好きです!更新頑張って下さい! (2018年3月19日 21時) (レス) id: 6858dbe52c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:里菜 | 作成日時:2018年3月18日 18時