もみ消して冬 恋をしたのは兄ちゃんの後輩でした part5~6

No.2 ページ2

Asaid

家に帰ってあたしは部屋にいた。

｢あーー姉ちゃんは何でもあたしから取って行っちゃうのかなー？｣

昔からそう姉ちゃんとあたしは正反対

姉ちゃんは美人で女らしくて頭も良くて全部持ってた。

友達も多いし弁護士としても大活躍

それに比べてあたしは美人じゃないし女らしくないし頭も大して良くない。

すっごい人見知りで友達もあまりいないしSITととしてもまだまだ。

｢はぁーこうなるんだったらもっと先輩にアピールすれば良かった。(涙)｣

告白も出来ないでこの恋は終わってしまった。

｢尾関先輩の事は応援しよう。｣

そうあたしは決心した。

すると兄ちゃんがあたしの部屋に来た。

秀作said

まさかの兄さんが池江さんの事を名前で呼んでいた。

そして僕は兄さんに諦めてほしいと言ったけど兄さんは池江さんが結婚相手に最適だと言った。

今までなんでも兄さんに取られて来たけど好きな人まで取られたくはない

だから僕は兄さんと戦うことを決心した。

だからそれをAにも話に来た。そして事を伝えると。

A｢そっか。頑張ってね？｣

｢ありがとう！お互いに頑張ろう！｣

そう言った。だけど

A｢もー先輩は諦めた！あたしは先輩を応援する！｣

え？諦めた？

｢何で？あんなに好きだったのに？｣

A｢だって先輩困らせたくない...｣

そう言ったAの顔は凄く悲しそうだった。

｢ごめんな？こんな話して。｣

A｢でも！兄ちゃんはすごいよ！諦めないで戦おうなんて笑あたしも協力する！｣

｢うん。ありがとう。｣

僕はそこから何言えなかった。

そこからAは僕にアドバイスとかをしてくれた。

Aに感謝する反面。何も出来ない自分が悔しかった。

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