もみ消して冬 恋をしたのは兄ちゃんの後輩でした part5~6

No.1 ページ1

Asaid

翌日あたしは仕事に凄く行きずらかった
でも行かないわけには行かないので尾関先輩に会わないようにしようと思った。

だけど何か神様は意地悪なのかその夜あたしがラーメン屋さんにいると

兄ちゃんと先輩が入ってきた。

あたしはメニューで顔を隠した。

そして先輩が兄ちゃんに珍しく例え話をし始めた。

その内容は尾関先輩は姉ちゃんが好きになったらしい。兄ちゃんがあのキスには何も意味がなかったと言うけどそれを先輩はお見通しだった。

秀作｢俺嫌だよ！自分の姉が後輩と色恋沙汰になるなんて！｣

そう兄ちゃんが言ったけど尾関先輩は引き下がらない。

｢あーーもう終わったちゃった(涙)｣(ボソッ)

その場に居ずらくなって店から出ようとすると。

手毛綱｢あれ？隣Aさんだったんですか？｣

まさかの手毛綱さんに声を掛けられた。

そして兄ちゃんはびっくり

秀作｢A？いたのか？！｣

そして何も知らない尾関先輩は

尾関｢北沢！今日全然会わなかったな？｣

そう言ってきたそれもそうだだって意図的に会わなかったのだから

｢そうですね！じゃ、あたし用事できたんで帰ります！店員さんあたしが頼んだカレー誰かに上げてください！お金置いとくんで！｣

秀作｢おい！A！｣

泣きそうな顔を見られたくなくてあたしはそう早口に言って店を出た。

秀作said

尾関｢北沢どうしたんですかね？｣

言えねぇーよお前のせいだなんて言えねぇーよ

｢でも何でAがここに？｣

絶対にさっきの話を聞いていた。またAを傷つけた。

｢もーなんでこうなるんだ？｣

尾関｢先輩？どうしたんですか？ていうかさっきの続きですけど先輩も動かないと池江さん取られますよ？｣

はぁ？もうなんか次から次へと問題が。

｢どういうこと？｣

尾関｢早く動かないと池江さん、博文さんに奪われますよって言ってるです！｣

尾関にそう忠告されたけどまさかの今お前は三角関係になってるなんて思ってないよな？

でも確かに早く手を打たないと兄さんに池江さんを奪われるのも確かだ。

そして家に帰ると尾関の予感は的中していた。

続く

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