もみ消して冬恋をしたのは兄ちゃんの後輩でした part2 (ページ5)

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No.4 ページ5

続き

『え？ブレスレット先輩じゃないんですか？』

池江『んふふ、それは、本人に確認したら？』

『え？誰ですか？そんなもったいぶらないで教えてくださいよ！』

池江『いいから、考えてごらん。』

『SITの先輩たちの中でまだ見てない人が1人いるでしょ？』

確かに先輩たちのは全部見たはず

誰か見てない人？あたしは見返してみた。

え？！まさか！

『まさか...』

池江『その、まさかだよ笑』

尾関先輩！！

『え？！そうなんですか？！』

池江『だから、ほら早く連絡しないと笑』

『あ？！そうですよね。連絡しないと。』

だって、ほかの先輩にはお礼の連絡したけど

尾関先輩だけにしないのは申し訳ないよね。

池江『じゃ！私明日も仕事だから寝るね！』

『バイバイー、おやすみー』

『あ！おやすみなさーい。』

ピッ！(切る)

まさか、ブレスレットが尾関先輩なんて

でもなんでブレスレット？

よし！一か八か聞いてみよう！

プルルルプルルル

尾関『はい？尾関です。』

あー尾関先輩出ちゃった！

『尾関先輩！北沢です。』

尾関『お！北沢！足の具合は大丈夫か？』

『はい、だいぶいいですよ。』

『あ、あのブレスレットありがとうございました。』

尾関『あ！見たのか？意外だったろ？笑』

『はい、正直意外でした。』

『あのブレスレット、どんな意味があるんですか？』

尾関『あれな、たまたま見つけたんだよ。』

『なんか、怪我してる方の足の方の手首に付けてたら治るらいんだよ。』

『へぇー、そんなのがあるんですね？』

尾関『ブレスレット、気に入らなかった？』

『いいえ！いいえ！とっても気に入りました！』

『大事に使います！』

尾関『あはは、ありがとう(ﾆｺ)』

あ、先輩笑ってる

尾関『しかし、2週間って意外に長いなー。』

『そうですね笑あたしもずっと家でつまらないですよー。』

『あたしも早く、トレーニングとかしたいです。』

尾関『俺も同じだよ、お前がいないとつまらないし練習もできない(ﾆｺ)』

尾関先輩、そんなこと思っててくれたんだ。

あ！てか時間！大丈夫かな？

『先輩！時間大丈夫ですか？明日も早いんじゃ？』

尾関『うん、もうそろそろ寝ないとやばいかな？』

『ごめんな？』

『いいえ！いいえ！先輩はSITのHOPEなんですから！』

『はやく、休んでください。』

尾関『ありがとう、また明日、おやすみ』

『おやすみなさい。』

プープー(切る)

尾関先輩におやすみって言われた。/////